こちらの「Ender IO」の大きな特徴の一つとして「1つの空間マスにアイテム、エネルギー、液体導管をまとめて設置できる」という点が挙げられるのだが…
更新が現在停止しており、1.12.2以降は使えなくなってしまった…
こちらの「LaserIO」は本来別のMODとして作成されていたが「Ender IO」の導管周りの復活を望む声が多く、そちらに特化するように方針変更した経緯がある。
日本語化はこちらの方が作成・配布しているのでそちらをどうぞ。
今回はこの「LaserIO」の使い方の紹介をしていこうと思う。
基礎になるアイテムを作成する
まずはクォーツブロック・粘土玉・金のナゲット・レッドストーンのダストで「row logic chip(未加工の論理チップ)」を作る、

これを製錬することで「logic chip(論理チップ)」が完成するので、それとガラス・鉄×3・レッドストーンダスト×2で「lesar connector(接続用レーザー装置)」を作成する、このアイテムは複数あっても困らないので複数作っても問題ない。


「lesar connector(接続用レーザー装置)」をベースに鉄インゴット×4・板ガラス×4で「laser node(レーザーノード)」を作成する、このアイテムがこのMODの一番大事なアイテムになる送受信で最低2つ必要な為2個は作りたい。

アイテムなどを送信する準備を整える
アイテムの送受信には前述のとおり「laser node(レーザーノード)」が2つ必要で、ざっくり説明するとAの「laser node(レーザーノード)」にアイテムやエネルギー、液体等を送りそれを纏めてBの「laser node(レーザーノード)」に受信させる仕組みになる、そのためまずはAの「laser node(レーザーノード)」にエネルギー導管やチェストをつなげていく、

この状態で「laser node」を右クリックするとGUIが表示され、隣接しているブロックを方角ごとに表示してくれる、

各方角タブの3×3マスはその方角に隣接しているブロックに対する挙動を各指令カードをセットするためのスロットになっている、
アイテムを送受信するためには「item card(アイテムカード)」

液体には「fluid card(液体カード)」

エネルギーには「energy card(エネルギーカード)」

レッドストーン信号を送受信することも可能でその場合は「logic card(レッドストーンカード)」

それぞれ送受信のためには2枚必要で、カードを持って右クリックでGUIを開き、(チェストに)挿入か(チェストから)抽出かの設定や、フィルターや送受信のためのチャンネルを割り当てることが出来る。

まず、デフォルトが「挿入モード(左上緑の矢印)」になっているので2枚目のカードはここをクリックして「抽出モード(左上のチェストに赤矢印)」に切り替える、
今回はシンプルにエネルギーとアイテムを送受信させるだけなので「item card」と「energy card」を送受信で1組ずつ作成する。
その後、チェストのタブに「item card(送信)」を、エネルギー導管に「energy card(送信)」をそれぞれ設置する、
ちなみに「laser node」のGUIを開いてスロットに配置しても設置できるが、アイテム導管が設置してある面から「item card」を持って右クリックでも装填できる。
上手く接続できると「laser node」と対象にした導管の間に光の線が接続されている、

次に受信側の設置をしていく、今回はシンプルにチェストとエネルギーを貯蓄する「基本エネルギーキューブ」を直付けする。

しかしこのままでは送受信は行われないので「laser wrench(レーザーレンチ)」で紐づけする必要がある。

まず紐づけたい「laser node」をshift+右クリックすると、対象が緑に光る、

次に送りたい「laser node」を右クリックすると2つを結ぶラインが出現するので、これで接続完了。

受信側のチェストやエネルギーキューブを確認して送受信が出来ているか確認する。
「laser node」の欠点と、その解消法
「laser node」には「送受信の範囲が8マスしかない」という欠点が存在する、
9マス離れた場所に片方の「laser node」を設置して接続しようとしても画像のようなエラー文が出て接続されない。

そこで送受信の範囲を伸ばしてくれるのが前述した「lesar connector(接続用レーザー装置)」だ、
送信側の「laser node」の8マス内でつなげることでさらに+8マス接続範囲を拡大できる。

接続方法は送信側の「laser node(レーザーノード)」をshift+右クリックしたあと範囲内の「lesar connector(接続用レーザー装置)」を右クリックして接続する、
その後「lesar connector(接続用レーザー装置)」をshift+右クリックして、受信側の「laser node(レーザーノード)」を右クリックする、
この方法で「lesar connector(接続用レーザー装置)」を複数使用すればさらに送信範囲を伸ばすことが可能になる。

更に遠方からやり取りをするなら「advanced lesar connector(高性能レザー接続装置)」を作成すると距離制限無く接続できるが、こちらは高コストだが「1対しか接続できない」という縛りがあるので注意が必要。

しかし「advanced lesar connector(高性能レザー接続装置)」と「laser node(レーザーノード)」間の接続数は縛りがないので「laser node(レーザーノード)」1つに複数の「advanced lesar connector(高性能レザー接続装置)」を接続することで各地で収集しているアイテムを1つの場所に集めたり大規模発電所から複数の場所にエネルギーを送信することが可能になる。

送受信を効率よくするには
各送受信の速度を上げるアップグレードがあるので、それを使えば効率性が上がる。
「card Overclocker(カード用加速装置)」はカード毎にアップグレードする代物、


「Node Overclocker(ノード用加速装置)」は各方角ごとに設置して送受信を加速させる。


特定のアイテムだけを送受信するために
各種フィルターを使用すればそのアイテムのみを送受信の対象にできる
バニラアイテムのフィルタリングができる、

フィルターを持ったまま右クリックでGUIを開き指定したいアイテムを設置すれば完了、左上のボタンからそのアイテムを許可するのか逆に拒否するのかを設定できる。

他にも数量を指定する「Conting Filter(数量指定フィルター)」はカードのモードで挙動が変わる「在庫維持」設定だとチェスト内に指定されたアイテムが保存されている場合、数量の変化を察知し補充するようになる、
挿入モードなら送るアイテムの最大数を指定、抽出モードなら設定した数だけアイテムを残す。

「Tag Filter(タグフィルター)」はアイテムのタグでフィルタリングするので、「鉱石のみを送受信する」等も可能になる。

「MOD Filter(MODフィルター)」はMODで追加されたアイテムを入れるとそのMODのアイテムすべてがフィルターの対象になる。

「NBT Filter(NBTフィルター)」はアイテム内の細かい属性(エンチャント済み等)を設定できる。

接続例
自動畜農業を行える「Industrial Foregoing」とアイテムをデータ化して保存できる「Applied Energistics 2」も併用して導管をほぼ最小限にしていく、
まずは設置前

液体、アイテム、エネルギーの導管とデータ化するためのケーブルが大量に使われているが、これが

こうなる、それぞれの場所は以下のようにまとめている。
送受信エリア

「laser node(レーザーノード)」の左側は農業で得た小麦と種とマシンの副産物で出るブロックや畜産で得た羊毛を一度受け取り、再び使用するために農業側に種を、畜産側に小麦を送るようになっている、
奥からは「mechanism」のエネルギー貯蔵マルチブロック「インダクションマトリックス」から各「laser node(レーザーノード)」にエネルギーを送っている、
上側は畜産業で生産された汚水、エッセンス(経験値)ピンクスライム、液体肉、ミルクが送られて来るので、それを収納している、
右側は農業のための肥料作りのため、汚水のみを肥料生産エリアの「laser node(レーザーノード)」に送っている。
農業エリア

「laser node(レーザーノード)」の下側は「送受信エリア」からエネルギーを受け取って各マシンに送っている、
奥側は収穫した作物や副産物を送信し、その中から送られてきた種を左側で受け取り畑下に設置されている植え付けマシンに送っている。
畜産エリア

「laser node(レーザーノード)」下側はこちらも送られて来るエネルギーの受け取り口、
左側は「送受信エリア」から受け取った小麦をえさやりマシンに送っている、
奥は採取した羊毛を「送受信エリア」に送っている、
右側は各種液体系収穫物を「送受信エリア」に送信している。
肥料エリア

ここはかなりシンプル、
各マシンのエネルギーは農業エリアから送られているので汚水を「送受信エリア」から受け取っているのみ。
最後に
最大限活用するにはコストが高いが、うまく活用できれば遠方の新しい露天掘り場所のアイテムやエネルギーを気軽に送受信できるようになるので利便性はかなり高い。
これからの工業系MODがもっと便利になる事間違いなしだろう。
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