ある日徹夜でPS4をして、朝に仮眠を取ろうとすると、PS4が「ピピピ」とアラームのように喧しく止まらなくなった、
音の内容自体は、PS4内にディスクがないのにイジェクトボタンを押したときのエラー音だ、
この症状は初期型PS4によくあるらしく「イジェクトボタンを静電気除去シートで拭く」「PS4の底にあるゴムを撤去する」等の民間療法をよく見かけるが、同じ症状が出た友人のPS4の修理で対処法は経験済みなので、その方法で、PS4を黙らせ修理しようと思う。
初めに、これからする作業は完全に自己責任でお願いします、後述するシールを剝がしてしまうとSONYの修理が受けられなくなってしまうのでご注意を。
結論から述べてしまうと、この症状の原因は「イジェクトボタンにつながる金属プレートに埃が溜まり、静電気を感知してイジェクトをするセンサーに静電気を通してしまい、勝手にイジェクトボタンが連打されている状態になっている」ので、PS4の裏面カバーを開ける作業が必要になる。
今回の作業には「トルクスドライバー」と言う特殊なドライバーが必要になる、

PS4背面のネジは特殊な形をしていて、六芒星の中心部にピンが生えているような形なのでそれを開けるために必要なのだ、
まず、PS4に接続されているすべてのケーブルを外し、裏返す、

画像の三か所のシールをはがし前述のトルクスドライバーのT8か9でネジを開けていく。
三か所を開けたら、排気口側へ引っ張るようにしてカバーを持ち上げるとこのような内面が出てくる、左が本体側で右がカバー内面だ。


カバーの内面を確認するとイジェクトボタンの裏側あたりに金属パーツがあるのがわかる、

ここに埃が溜まっているのが誤作動の原因なので、掃除して、静電気除去してあげると完璧。


それでも不安な人は百円均一等で、丸型シール(小がサイズとして丁度良かった)でセンサーをふさいでしまうと良いだろう、その場合のディスクの排出はコントローラーを使えば出せるので問題ない。
PS5が発売されたがまだまだ品薄でPS4を使う機会もまだまだあると思うので、このような修理術も覚えておいて損はないだろう。
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