「Immersive Engineering」の便利アイテムやマルチブロックを紹介する話 前編

今回はこちらの続き、

マルチブロックを組み立てるにあたって必要なブロックや使い方、各電圧の解説をしていこうと思う、

今回はアイテムや液体の保管、発電に関するマルチブロックを紹介していく。

電圧の違いの意味って?

アイテムを見ると「低圧」「中圧」「高圧」の三種類のワイヤーやキャパシタ等のアイテムがある、

これらの違いは「通電容量の大きさ」になっている、

ワイヤー毎の送電量やキャパシタ内に蓄電できる容量等が三段階で割り当てられている。

多くのマルチブロックを同時に稼働させるなら、「低圧」のままだと心もとないので、電圧を上げていく必要がある。

電圧の上げ方

電圧を上げるには「変圧機」を介する必要がある、

「低圧→中圧」と「中圧→高圧」の2種類が存在する、

電子部品
「エンジニアのブループリント」と「防腐木材のハーフブロック」「エレクトラムワイヤー」等から「電子部品」を作成する

前回紹介した「水車」や「風車」から「低電圧キャパシタ」で充電している電力を「変圧器」につないでも良いし「低圧線継電器」で一つに纏めて直接「変圧器」につないでいくのもあり、

とにかく各電圧の「接続端子」は1か所にしかつなげられないので注意。

ちなみに各電圧の電力保有量は

低圧・ワイヤー256RF、キャパシタ100kRF

中圧・ワイヤー1024RF、キャパシタ1mRF

高圧・ワイヤー4096RF、キャパシタ4mRF

となっている。

キャパシタ内の電力量の確認をするには「エンジニアの電圧計」をクラフトして、確認したい部分を右クリックする。

エンジニアの電圧計
充電量の確認

マルチブロックを作っていく

前回の記事で「コークス炉」「高炉」「粉砕機」「金属プレス機」は紹介したので割愛させてもらう。

合金窯

必要なもの「耐熱レンガ」8個

耐熱レンガ

2×2×2マスで正方形で組み立てて正面右上を「エンジニアのハンマー」で右クリックすると完成、

合金窯

「合金窯」は石炭や木炭など、かまどに使える燃料で2種類のインゴットを材料に1つのインゴッドを作る。

「Immersive Engineering」のみでは金と銀のインゴッドで「エレクトラムインゴッド」銅とニッケルで「コンスタンタンインゴッド」になる他、各ガラスブロック2つと「鉄の粉」1つで「絶縁ガラス」が出来上がる。

他MODのインゴッドを組み合わせて作るレシピにも対応しているので、MOD毎に生産ラインを作る前にレシピを確認してみよう。

アイテムサイロ

1つのアイテムをチェスト24個分保存が可能なサイロ、

必要なもの、「鉄の板金ブロック」50個「防腐木材のフェンス」4個。

画像の様に組み立てていき、最後に赤い部分を「エンジニアのハンマー」で右クリックで完成、

一番上は真ん中も「鉄の板金ブロック」でふたをする。

アイテムサイロ

アイテムが保存されると、そのアイテムのアイコンと中身の量が表示される。

サイロ上部中央が搬入口、下部中央が搬出口になっており、「ベルトコンベア」で搬入出する際は保存するアイテムを上までもっていく必要がある。

アイテムサイロの搬入出

液体タンク

1種類の液体を521バケツ分収納可能、

必要なもの、「鉄の板金ブロック」34個「防腐木材のフェンス」4個。

作り方は「アイテムサイロ」と同じ、フェンス部分含めて「アイテムサイロ」は7段だが、こちらは5段で構成されている。

液体サイロ

「液体ポンプ」や「液体パイプ」「液体排出口」でタンクの上部から搬入、下部から排出できる…らしいのだがうんともすんとも言わない…(使い方間違えてる?)

と思ったら水はなぜか吸い込まず、マグマなどが「液体ポンプ」の下にあり、レッドストーン信号を受けると丸石に置き換えながら吸い込んでいく困った奴だった…

下部からの排出は「液体パイプ」をつないでレッドストン信号が送られている間搬出する。

液体タンクの操作

「Mekanism」の液体導管などにも対応しているのでそちらで搬送も可能。

中の液体の種類と量はバケツやタンクといったアイテムを持ちながら「液体タンク」を構成している部分を見ると確認できる。

工業用圧搾機

各種植物の種を「プラントオイル」に圧搾する、この「プラントオイル」を後述する「工業用生成器」で「エタノール」と掛け合わせて「バイオディーゼル燃料」にする。

必要なもの、鋼鉄の足場6個、軽機構ブロック2個、レッドストーン機構ブロック1個、木製バレル4個、ピストンブロック1個、鋼鉄製フェンス3個。

工業用圧搾機

画像の様に組み立てて「軽機構ブロック」と「レッドストーン機構ブロック」の間の「木製バレル」を「エンジニアのハンマー」で右クリックすると完成する。

正面左上にエネルギーの接続端子、左側面と後部に入力面、右側面に出力面がある。

圧搾機GUI

エネルギーを供給した状態で「工業用圧搾機」のインベントリに種を装填すると、アニメーション付きで「プラントオイル」に変換してくれる、

各種類の種から抽出できる「プラントオイル」の量は違うのだが「小麦の種」と「工業用大麻の種」が一番抽出量が多い。

工業用発酵槽

各種作物から「エタノール」を生成する、

必要なもの、鋼鉄の足場6個、軽機構ブロック2個、レッドストーン機構ブロック1個、大釜4個、鉄の板金ブロック4個。

工業用発酵機

画像の様に組み立てて、中段の「軽機構ブロック」と「レッドストーン機構ブロック」の間の「大釜」を「エンジニアのハンマー」で右クリックすると完成。

エネルギーの接続端子の位置や搬入出口の位置は「工業用圧搾機」と同じ。

使い方も「工業用圧搾機」と同じく、GUI内のインベントリに作物を入れておくと「エタノール」に変換してくれる。

発酵機GUI

こちらも作物によって生成される「エタノール」の量が違うのだが、サトウキビとリンゴが最も効率が良いので「園芸フローシュ」でサトウキビを自動栽培するのが効率が良いだろう。

配線に困ってきたら…

発電以外にもこうしたマルチブロックに配線していくとだんだんとケーブルの数も増えてくる、

配線例A

このように「アルミの支柱」等を電信柱にしてケーブルを伸ばすのもアリだが、他にもケーブルの配線の為のアイテムとして「支持気球」というアイテムがあるので紹介する、

空中で「支持気球」を持って右クリックすると右クリックした場所に設置される、

支持気球の設置

何もしないで右クリックで地面から3マス目、ジャンプしたら4マス目に設置される、

側面に「麻のロープ」を取り付けられる他下面に各電圧の「継電器」を設置できる。

支持気球の配線例

地面から4マス目に「支持気球」を設置しておけば、通行の妨げにならずに「継電器」を設置できる他、A~B点を「麻のロープ」で繋いでおくと「エンジニアのスカイフック」での移動手段になる。

エンジニアのスカイフック
スカイフック用配線例

画像の様に高めの場所で「麻のロープ」を設置して手前のロープから乗れるようにすれば、高い場所での移動が楽になる、ちなみに「支持気球」のせいで「エンジニアのスカイフック」が妨げられて落下するといったことは無いので、自由に配置しよう。

工業用精製機

少し話がそれたが、前述した「工業用圧搾機」と「工業用発酵機」で精製した液体を組み合わせて「バイオディーゼル」を作るための「工業用精製機」を紹介していく、

「プラントオイル」と「エタノール」の他に「工業用粉砕機」で砂岩を砕いた際に出てくる「硝石の粉」が必要、

「工業用粉砕機」は前回の記事で作成方法を紹介したので割愛。

必要なもの、鋼鉄製の足場8個、液体パイプ5個、重機構ブロック2個、軽機構ブロック2個、レッドストーン機構ブロック1個、鉄の板金ブロック16個。

工業用精製機

画像の様に組み立てて、中央2段目の「重機構ブロック」を「エンジニアのハンマー」で右クリックすると完成、

エネルギーの接続端子は背面にあり、左右の側面に液体の搬入口、完成した液体は正面から搬出される。

使い方は左右の液体搬入口から「プラントオイル」と「エタノール」をそれぞれ搬入する、

搬入例

アイテムの搬入口が無いので「硝石の粉」を手動で搬入すれば「バイオディーゼル」が作成される。

工業用精製機GUI

液体の排出口に「液体パイプ」をつなげると特に操作しなくても液体貯蔵先に繋げれば自動搬出される。

バイオディーゼルの保管

ディーゼル発電機

「バイオディーゼル」を利用した大型発電機、

でかいし、うるさいが発電量はかなり高い。

必要なもの、ジェネレーターブロック4個、ラジエーターブロック9個、重機構ブロック13個、レッドストーン機構ブロック1個、鋼鉄製の足場6個、液体パイプ5個。

「ジェネレーターブロック」と「ラジエーターブロック」は今回初登場なのでレシピを掲載しておく、

ジェネレーターブロック

ラジエーターブロック

図の様に組み立てて、2段目中央の「ジェネレーターブロック」を「エンジニアのハンマー」で右クリックで完成。

ディーゼル発電機

左右側面の液体搬入口に「バイオディーゼル」の他「クレソート」系液体を搬入することで発電する、

「バイオディーゼル」の方が発電量は圧倒的に多いのでお勧め、燃料が搬入され次第、煙を上げながら発電していく。

ディーゼル発電機稼働中

内部にエネルギーをある程度貯蓄できるらしいのだが、GUIが存在せず「エンジニアの電圧計」を使っても確認ができないので、エネルギーの貯蓄先か常時エネルギーを消費するマシンに繋げてから稼働させた方がいいかもしれない、

エネルギーの搬出は前面上部に3か所存在する。

後編は加工マルチブロックの紹介へ…

今回で「Immersive Engineering」単体で大規模なエネルギーの確保が可能になったので、次回はマルチブロックによる加工機械の紹介や「バイオディーゼル」を利用した便利アイテムの紹介をしていこうと思う。

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