「Advanced Rocketry」の話 基本の作成~ロケット打ち上げ編

この記事では、このMODで遊ぶにあたっての開始時の手順と、有人ロケットの打ち上げ、惑星探索までの紹介や無人ロケットの種類の紹介をしていこうと思う。

パーツ作成に必要なマルチブロックなどのレシピはこちら、

「化学反応室」と「電解槽」を使って「ロケット燃料」を作る

「電解槽」に水を送り、「酸素」と「水素」に分解する、

ロケット燃料生成

分解された2つを「化学反応室」に送り「ロケット燃料」を作成、「Mekanisum」のダイナミックタンクに保存するか、直接「発射台」に設置する「Fueling Station(燃料補給ステーション)」に接続する。

発射台を構築する

まずは「Launch Pad(発射台)」を25個作成、ロケット建設予定地の高さ+1の場所に5×5の広さで構築する、

コンクリート
素材の「Concrete(コンクリート)」砂は「赤い砂」でも代用可能
発射台
Launch Pad(発射台)これを25個作成する
発射台構築

次に「Structure Tower(ストラクチャータワー)」を発射台横に「ロケットの高さ+1」の高さまで積み上げる、

ストラクチャータワー
「Steel Rod(鋼鉄のロッド)」使用他MODの同名アイテムでも可能
ストラクチャータワー構築

最後に「Rocket Assembling Machine(ロケット組み立て機)」を作成して、「発射台ブロック」の1マス上の手前に設置、電力を供給する、

ロケット組み立て機レシピ
「Titanium Rod(チタニウムのロッド)」と「Titanium Gear(チタニウムの歯車)」が必要、
ロケット組み立て機設置

ロケットを組み立てる

「ロケット」に必要なパーツは「エンジン」「プロペラントタンク」「ガイダンスコンピュータ」「ペイロード」の4つとロケットを装飾するのに必要なブロック。

エンジンを組み立てる

単元ロケットエンジン
「Monopropellant Rocket Engine(単元ロケットエンジン)」ロケット燃料使用、鋼鉄のインゴットとチタニウムプレート使用
強化単元ロケットエンジン
「Advanced Monopropellant Rocket Engine(強化単元ロケットエンジン)」チタニウムとイリジウムの合金インゴットのプレートとチタニウムとアルミニウムのインゴットで作られた、強化エンジン合金インゴットはマルチブロック「電動アーク炉」で作成
二元ロケットエンジン
「Bipropellant Rocket Engine(二元ロケットエンジン)」チタニウムインゴットと「Steel Plate(鋼鉄のプレート)」が必要
強化二元ロケットエンジン
「Advanced Rocket Engine(強化二元ロケットエンジン)」チタニウムとイリジウムの合金インゴットとチタニウムとアルミニウムの合金で作ったシートが必要

ロケットエンジンは「単元(ロケット燃料)」と「二元(酸素と水素)」の二種類とそれぞれの強化版で計4種類、プロペラントタンクの下に設置する。

プロペラントタンクを作成する

「プロペラントタンク」はロケットの燃料タンクに当たる部分で、燃料の内容次第で、どの「プロペラントタンク」を使うかが変わってくる。

単元燃料タンク
Monopropellant Fuel Tank(単元燃料タンク)ロケット燃料を貯蔵する
二元燃料タンク
Bipropellant Fuel Tank(二元燃料タンク)「hydrogen(水素)」を貯蔵する
酸化剤燃料タンク
Oxidizer Fuel Tank(酸化剤燃料タンク)「Oxygen(酸素)」を貯蔵する

「Steel Rod(鋼鉄のロッド)」「Steel Plate(鋼鉄のプレート)」「Steel Sheet(鋼鉄のシート)」が必要、「Steel Sheet(鋼鉄のシート)」以外は他MODの同名アイテムでも代用可能。

「Monopropellant Fuel Tank(ロケット燃料用)」と「Bipropellant Fuel Tank(水素タンク)」「Oxidizer Fuel Tank(酸素タンク)」がある、(「核?」用のタンクやエンジンが存在するが用途が不明)

容量を増やすには縦に積み上げるしか方法が無く、斜めや横に並べて設置しても、別々のタンクとして認識される。

燃料タンク設置例

「酸素」と「水素」でもロケットは飛ばせるが、それぞれの「プロペラントタンク」を搭載しなければならない、ロケットの形をシンプルかつ長距離飛行に対応させるためには「ロケット燃料」を採用した方が良いかもしれない。

ガイダンスコンピューターを作る

「ガイダンスコンピューター」はロケットに行き先を指定するためのブロックで、「ロケット」完成後にアクセスして中に特定の「IDチップ」を挿入することで行き先を指定できる。

ガイダンスコンピューターパーツ
「Precision Assembler(精密組み立て機)」使用
ガイダンスコンピューター
「Guidance Computer(ガイダンスコンピューター)」チタニウムのプレート使用

目的に応じたペイロードを作成する

「ペイロード」は「ロケット」の目的毎に内容が変わる、

有人ロケットの場合

「有人ロケット」なら「シート」を作成して「ロケット」のマルチブロック構成に搭載する必要がある、

シート
鋼鉄のシートと羊毛使用(何色でもよい)

その他にも、酸素供給の為に「宇宙服」を作成して、「ガスチャージパッド」で酸素を供給、上に乗ることで「宇宙服」への酸素供給をしないとせっかくロケットを発射しても待っているのは惑星ではなくデスポーンである。

スチールファン
中間素材の「Steel Fan」鋼鉄のシートとロッド使用、他MOD同名アイテムでも作成可能
ガスチャージパッド
「Gus Charge Pad(ガスチャージパッド)」単元のプロペラントタンクと「重量感圧版(重)」使用

なお、宇宙での滞在時間や、「ジェットパック」での空中移動を搭載したい等の場合は、「スーツワークステーション」で「宇宙服」の各部位にアップグレードパーツを搭載する必要がある(宇宙服はデフォルトで30分間分の酸素を搭載できる)

ガスチャージパッド使用例

無人ロケットの場合

「無人ロケット」の場合、ペイロードの構成は「貨物」「衛星」「宇宙ステーション」「小惑星採掘ミッション」の4つで、

「貨物」は打ち上げた「宇宙ステーション」や他の惑星にアイテムを送る場合に使い、

「衛星」は文字通り宇宙空間に「衛星」を打ち上げる、「衛星」の内容は宇宙空間での太陽光発電や小惑星の観測などに使われる、

「宇宙ステーション」は「衛星」のように軌道上に「宇宙ステーション」を建築するために使い、打ち上げ後に、「有人ロケット」で「宇宙ステーション」に向かい建築するか、すでに建築した「宇宙ステーション」を打ち上げる方法の2通りがある、詳しくは別記事参照、(鋭意製作中)

「小惑星採掘ミッション」は「天文台」で観測した「小惑星」に「ドリル」を搭載した「無人ロケット」を派遣して、「小惑星」から資源を獲得する、このMODしか導入していない場合「Iridium(イリジウム)」はこれでしか入手できない(IndustrialCraft² experimental「ie2」の「イリジウム」で代用可能)。

ロケットを組み立てる

ロケット組み立て例

「ロケット」を確実に打ち上げるには「ロケットの素材にしたブロックの総重量」と「エンジン」「プロペラントタンク」のバランスが均等に取れている必要がある、例えば「鉄ブロック」でロケットを構成するとして、形状は自由に作れるので、その形に対して「エンジン」を複数搭載して「推力」を確保して、大気圏を突破・惑星への到達に必要な「プロペラントタンク」の大きさと数が必要になる、

まずはロケットを組み立ててみて、「ロケット組み立て機」に電力を送り、右クリックしてGUIを開くと「Thrust(推力)」「Weight(重量)」「Fuel(燃料)」「Acc(加速)」の4項目が確認できる。

ロケット組み立て機GUI

「Thrust(推力)」はエンジンの数とTierに応じてどれだけの「推力」が出るか、

「Weight(重量)」はロケットに含まれるブロックの重量を計算し、(1ブロックにつき約1キログラムだが、ロケット素材によって変化する。)

「Fuel(燃料)」はロケットの「プロペラントタンク」内の燃料で加速できる速さを表していて、白いバーを越えている場合は、軌道に到達するまでに必要な燃料を確保していることになる。

「Acc(加速)」は惑星内でロケットが加速する速度を表し、白いバーを越えている場合は大気圏離脱までの速度が確保できていることになる。

緑の「Scan(スキャン)」ボタンは構成されたロケットをスキャンして、ロケットが無事目標まで到達するかを確認でき、「Build(ビルド)」ボタンはスキャンの他に、ロケットが目標まで到達できる場合、そのままロケットを組み立ててくれる。

「スキャン」と「ビルド」それぞれを実行した際の進行状況はハンマーのアイコンがついたバーで確認でき、

その隣のバッテリーアイコンのバーは「ロケット組み立て機」内に貯蓄されている電力の残量を表示している。

ロケットを確認する

無事ロケットを組み立てたら、ロケットを右クリックすることで、有人なら搭乗、無人ならロケット内部に搭載された「チェスト」や「Guidance Computer(ガイダンスコンピューター)」等のアクセスできるブロックが左上に表示され、(有人時は登場後Cキー)それをクリックすると、そのブロックにアクセスできる、

ロケット内GUI

「Select DST」のボタンはロケットの到達可能な目的地を選択することができ、

「Disassemble」ボタンはロケットを分解、ブロックをまとめたものに戻す。

リンクツールでロケットと燃料補給ステーションをリンクさせる

まず「Fueling Station(給油所)」を作成、「ロケット」から5ブロック以内に設置する、

燃料補給所
下段は「錫のプレート」

「リンクツール」で「ロケット」と「給油所」をリンク(両方をshift+右クリック)させる、「酸素」と「水素」で「ロケット」を飛ばす場合は「給油所」が2つ必要。

リンカー

「給油所」にパイプやバケツで「ロケット燃料」を送り「ロケット」を右クリックで確認した時に「FELL」の欄のゲージが増えているのを確認する、電力も必要なのでエネルギー導管も繋げておこう。

燃料補給所GUI
右のタブでレッドストーンでの給油オンオフの設定ができる

ID Chips(IDチップ)を作成する

「ロケット」の目的に合わせて「ID Chips(IDチップ)」を作成して、「ロケット」のインベントリに搭載する、

チップに応じて作成方法が異なる。

衛星チップ

「衛星」用の「IDチップ」は「Satellite Assembling Machine(サテライト組み立て機)」でプログラムされ、「Satellite Terminal(サテライトターミナル)」で管理される、

小惑星チップ

「小惑星採掘用ミッション」用の「IDチップ」は「Astrobody data processor(アストロボディ データプロセッサ)」でプログラムされる、

惑星チップ

「惑星IDチップ」は「有人ロケット」に搭載する「Guidance Computer(ガイダンスコンピューター)」に挿入して、向かう惑星を設定する、

宇宙ステーションチップ

「宇宙ステーション」用の「IDチップ」は「ロケット」の目的地を「宇宙ステーション」に設定する役割がある、「宇宙ステーション」を作成する際に、「Space Station Assembler(宇宙ステーションアセンブラー)」で作成可能、

宇宙エレベーターチップ

「Space Elevator(宇宙エレベーター)」用の「IDチップ」はAの「宇宙エレベーター」とBの「宇宙エレベーター」両方に必要で、二つの「宇宙エレベーター」を「リンクツール」でリンクさせることで座標が登録される、

ロケットを打ち上げる(有人)

有人で「ロケット」を打ち上げるには、まず「ロケット」に「Seat(シート)」と「Guidance Computer(ガイダンスコンピューター)」を取り付ける必要がある、

有人ロケット組み立て例

「ガイダンスコンピューター」には、「planet ID chip(惑星IDチップ)」を装填することで、他の惑星へのナビゲートを自動でしてくれる効果を持つ他、コピーした「Space Station ID chip(宇宙ステーションIDチップ)」を装填することで、打ち上げた「宇宙ステーション」に移動ができる。

さらに「modular spacesuit(宇宙服)」と「酸素」が供給されている「Gas Charge Pad(ガスチャージマット)」を作り、「宇宙服」を着た状態で「ガスチャージマット」の上に乗り「酸素」を充填する、これでデフォルトなら30分の船外探索ができる。

宇宙ヘルメット
鉄の棒とロッド使用、羊毛は何色でも可能
宇宙服
「Monopropellant Fuel Tank(単元プロペラントタンク)」と鉄のロッド、羊毛は何色でも可能
宇宙レギンス
鉄の棒使用
宇宙ブーツ

「ロケット組み立て機」で無事「ロケット」を作成出来たら、「ロケット」を右クリックした際に「ロケット」内部のブロックの確認ではなく、「ロケット」に搭乗するようになる(ロケットの内部ブロックの確認は搭乗した状態でデフォルトだとCキー)

「ロケット」に搭乗して「C」キーから内部の確認画面を開き、「ガイダンスコンピューター」を選択、「惑星IDチップ」か「宇宙ステーションIDチップ」を挿入して、「Esc」キーで一度画面を閉じる、その後また「C」キーで確認画面を開くと、「Select DST」というボタンが出てくるのでそれをクリック、「Luna」を選択して「スペース」キーを押すと発射、「月」に移動することができる。

後は30分以内に惑星探索をして、「月」へ行く時と同じ手順で「地球」を選択して発射すれば、元の惑星に帰れる。

ロケットを打ち上げる(無人)

まずは「Rocket Monitoring Station(ロケット監視ステーション)」を作成する、これは「無人ロケット」を作成した際に、ロケットの打ち上げ後の状態や工程の確認、打ち上げに必要。

optical sensor
金のプレートとどんな色でもいいので板ガラス
ロケット監視ステーション
銅のロッド使用、

無人ロケット「貨物」

他の惑星や「宇宙ステーション」に資源を送れる、

構成するには「ガイダンスコンピューター」と任意の数の「チェスト」が必要、「宇宙ステーション」がすでに存在して、「Docking Pad(ドッキングパッド)」が搭載されている場合はそこに着陸する、

ロケットローダー
「input hatch」使用、物資を送れる
ロケットアンローダー
「output hatch」使用、物資を取り出せる
ロケット液体ローダー
「Fiuid Input Hatch」使用、液体を送れる
ロケット液体アンローダー
「Fiuid output hatch」使用、液体を取り出せる

「Rocket Loaders/Unloaders(ロケットローダー/アンローダー)」を「ロケット」から5マス以内に設置して「リンクツール」を利用、「ロケット」か「ロケット組み立て機」「ドッキングパッド」とリンクさせることによって、パイプを使った「貨物」の自動搬出/搬入が行えるようになる。

無人ロケット「衛星」

「ロケット」に「Satellite Bay(サテライトベイ)」を搭載することで、「衛星」を軌道上で放出後に帰還する、

サテライトベイ
チタニウムのロッド使用

無事に「発射台」にロケットを帰還させるには「ガイダンスコンピューター」に「惑星IDチップ」を入れて「発射台」の設置されている惑星を選択しておくと、その場所に帰還してくれる、そうでない場合は「ロケット」が発射された場所から100ブロック以内のランダムな場所に着陸してしまうので、注意が必要。

詳細は別記事にて。

有人ロケット「宇宙ステーション」

最低でも11×11の「発射台」が必要、

「Space Station Assembler(宇宙ステーション組み立て機)」を「ロケット組み立て機」と同じ位置に設置して電力を供給する、

「宇宙でステーションを組み立てる」方法と「地上で組み立てて「Station Docking Port(ステーションドッキングポート)」を使って打ち上げ、ドッキングさせる」方法の2通りあるが、宇宙空間での組み立ては、「宇宙服」の活動時間や、資源が足りなかった場合の「ロケット」での往復などのデメリットが、地上での組み立ては、組み立てた「宇宙ステーション」を打ち上げるだけの「ロケット」のパーツと「サテライトベイ」を搭載しなければならないとデメリットが存在する。

詳細は別記事にて。

無人ロケット「小惑星採掘ミッション」

「ロケット」に「Drill(ドリル)」とチェストを搭載して、観測した「小惑星」へと「ロケット」を飛ばして、「イリジウム」等の鉱石を採掘する、

ドリル

「小惑星」の観測にマルチブロック「天文台」や、「Astrobody Data Processor(アストロボディデータプロセッサ)」で「小惑星」の位置を記録した「IDチップ」の作成等、様々な準備が必要。

詳細は別記事にて。

無人ロケットの管理

これら「ロケット」を打ち上げ、管理するためには、「Rocket Monitoring Station(ロケット監視ステーション)」を作成して、「linking tool(リンクツール)」で紐付ける必要がある(リンクツールを持った状態で完成した「ロケット」と「ロケット監視ステーション」をshift+右クリック)

ロケット管理ステーションGUI

「ロケット監視ステーション」のGUIには、

ロケットの現在高度を表示する「ALT」

ロケットの速度を表す「VEL」(中心は速度0)

リンクされているロケット内の燃料を表示する「FELL」

の他に、発射ボタンである「Launch!」や各ペイロードのミッション進捗状況を表示する「mission progress」が表示される。

また右側のレッドストーンタブから、「レッドストーン入力で発射」や「レッドストーン信号が途絶えたときに発射」「レッドストーン信号を無視する」等の設定ができる。

最後に

今回はロケットの打ち上げ方の紹介をしてみた、

次回は「衛星」や「宇宙ステーション」の作成や打ち上げを紹介していこうと思う。

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