「Minecraft」のオーバーワールド(ゲームスタート時の世界)には高さ制限があり、最大350ブロック分と決まっているが、このMODはその上限を飛び越えるロケットを開発して、月面探索を可能にするMOD。
前提MODとして「LibVulpes」が必要なほかRF等のエネルギーや気体、液体の搬入出が必要になるので、「Mekanisum」が入っていると便利。
何回かに分けて加工装置の解説や、ロケットや衛星の組み立て、打ち上げ後の作業などを紹介していく。
今回は加工装置などのマルチブロックを紹介していこうと思う。
- 最初の資源集め
- Precision Laser Etcher(精密レーザーエッチング機)を作る
最初の資源集め
このMODを導入すると、地下に「copper(銅)」と「tin(錫)」「iridium(イリジウム)」「rutile(ルチル)」が追加されるほか、「火山バイオーム」が追加され、「enriched lava(濃縮溶岩)」が獲得できる。
「ルチル」は後に「チタン」に加工する、
他にも「鉄」「レッドストーン」「金」や「ダイヤ」
ネザーからも「マグマクリーム」「グロウストーン」等を大量に集める必要がある。
Holo-Projector(ホロプロジェクター)を作る
「ホロプロジェクター」があれば、マルチブロックの加工機などの設置方法を半透明の影で教えてくれる、
「ホロプロジェクター」を作るには、「Small Plate Presser(スモールプレートプロセッサー)」を組み立てる必要がある。
「スモールプレートプロセッサー」は図のように「黒曜石」と配置して、間に「鉄ブロック」を設置、「スモールプレートプロセッサー」にレッドストーン信号を与えて稼働させることで、「鉄のプレート」三枚に加工できる他、鉱石ブロックを置いて、レッドストーン信号で動かせば、「○○(鉱石)の粉」になり、それを精錬することで、2倍にできる。
マルチブロックを作るにあたって
マルチブロックを完成させるにあたって、「必要な場所にブロックが足りない」or「配置するブロックを間違えている」場合は、マルチブロックの中心となるブロックを右クリックした際に、該当箇所に×マークが表示されるので、その場合は「ホロプロジェクター」のshift+ホイールでマルチブロックの構成を分割表示していき、間違った場所を修正していこう。
「Electric Arc Furnace(電動アーク炉)」を作る
「ホロプロジェクター」をつかい「電動アーク炉」を組み立てる、
「ホロプロジェクター」をもってshiftを押しながら右クリックをすることでメニューが開き、
どのマルチブロックを構成するかのメニューGUIが展開される、
この中から、「Electric Arc Furnace(電動アーク炉)」を選択すると、設置予定場所に右クリックすることで半透明でブロック設置場所が表示される、「ホロプロジェクター」にカーソルを合わせることで、必要なブロックを確認できいる。
この状態で「ホロプロジェクター」を持ちながらshift&マウスホイールで、断面の確認ができる他、インベントリに必要なブロックが存在している場合、ホログラムをホイールクリックすると、そのブロックが設置される。
必要なブロック
「heet proof blick」82個 「電動アーク炉」のボディを構成する、
「電動アーク炉」のコアパーツ、決められた位置に設置後、構成途中に何も持っていない状態で右クリックで構成を間違えている場所を「赤い×マーク」で示してくれる他、完成後はGUIを表示して、内部電力量、電源のON・OFF、稼働状況を教えてくれる
「machine structure」各マルチブロックのボディに必要な他、「input hatch」や「output hatch」等の中間素材になる。
「input hatch」と「output hatch」このブロックが無ければ「電動アーク炉」他マルチブロックに素材を搬入出できない、中央には最大2個、各面には最大3個配置できる、他MODのパイプを利用して搬入出するか、右クリックでGUIを開き直接出し入れする。
「power input plug」他マルチブロックなどでも、電源の入力部分に設置する。
「電動アーク炉」では3つ必要。
「coil(コイル)」各「power input plug」の下に設置するので3個必要、
入手、製作方法が困難なほど、「電動アーク炉」の作業効率が上がる、他MODの「○○のコイル」と互換性有だが、作業効率が上がるなどはない。
使い方
これにRFを注入すれば、「鉄鋼」や「チタン」の精錬「砂」から「シリコンインゴット」等の作成ができる他「Titanium Aluminide Ingot」や「Titanium Iridium Alloy Ingot」等の合金の作成ができる、
前述したように構成に必要な「Coils(コイル)」のTier次第で作業時間が変わる。
RFは1個の「power input plug」毎に3/1チャージされる。
「input hatch」に素材を搬入すると、中央の「Electric Arc Furnace」の絵柄が変わり加工が終わると「output hatch」から搬出される、なお両方の「hatch」には自動搬入出機能は無いので、パイプ側で設定する必要がある。
Lathe(旋盤)とRolling Machine(圧延機)を作る
「ホロプロジェクター」を使用して、「Lathe(旋盤)」と「Rolling Machine(圧延機)」を作る、
「旋盤」は金属を「ロッド」に加工して、「圧延機」は「スモールプロセッサー」で行う、金属のプレート化を自動でしてくれる他「金属プレート」を各「金属のシート」に加工してくれる。
「圧延機」は稼働に水が必要。
必要なブロック「Lathe(旋盤)」
「Lathe」1個、これがマルチブロックの構成確認やGUI展開の役割を持つ。
「input hatch」と「output hatch」それぞれ1個
「machine structure」2個
「power input plug」1個
「Motor」1個(素材が入手困難なほどTierが上がる)
使い方
電源プラグ(黄色)にエネルギー導管
青に搬入導管、オレンジに搬出用の導管を設置、
電源を入れて、インゴットを搬入するとロッドに加工されて搬出される。
インゴット1つにつき、「ロッド」が2本入手できる。
必要なブロック「Rolling Machine(圧延機)」
「Rolling Machine」1個これがマルチブロックの構成確認やGUI展開の役割を持つ。
「machine structure」個
「input hatch」と「output hatch」それぞれ1個
「power input plug」1個
「鋼鉄ブロック」3個
「Fiuid Input Hatch」1個
組み立て方は「ホロプロジェクター」参照、完成や構成の確認などには設置場所をを右クリック。
使い方
「Fiuid Input Hatch」が変化した投入口に水を、「power input plug」があった場所が黄色い電源投入口に変化しているので、その部分に「エネルギー導管」を繋げるか、発電装置を直付けする。
「input hatch」と「output hatch」もそれぞれ搬入出口が決まっているので「アイテム導管」を繋ぎ、各「金属のインゴット」を搬入すると、三本のロッド部分が回転するアニメーションと共に、「金属のプレート」に加工されて「output hatch」の搬出口から排出される、さらに「金属のプレート」を搬入すると加工されて「金属のシート」に加工される。
ちなみに「スモールプレートプロセッサー」より「プレート」の生産量が多い。
Crystallizer(晶析装置)Cutting Machine(切断機)Precision Assembler(精密組み立て機)で基盤を作成する
また「ホロプロジェクター」で「晶析装置」「切断機」「精密組み立て機」を作る、
これらは、ロケット作成や「IDチップ」作成に必要な「基盤」の作成に必要になる他、「宇宙服」のアップグレードや衛星用のスキャナーの組み立てなどにも使う。
必要なもの「Crystallizer(晶析装置)」
「Crystallizer」1個これがマルチブロックの構成確認やGUI展開の役割を持つ。
「Fiuid Input Hatch」「Fiuid output hatch」1個ずつ
「input hatch」と「output hatch」それぞれ1個
「power input plug」1個
「Quartz Crucible」6個
使い方
「Crystallizer(晶析装置)」は「シリコンインゴット」を「Silicon Boule(シリコンブルーム)」という中間素材に加工するか、「dilithium(ダイリチウム)の粉」を「dilithium crystals(ダイリチウム結晶)」という中間素材に加工するかの2つしか使い道がない、
電源プラグはマシン裏側にあるので、電源を接続して、他機械と同じようにインプットハッチから素材を挿入して加工されたものがアウトプットハッチに排出される。
後部に液体の入出力ハッチがあるが、現バージョンでは機能していないのでスルーでOK
必要なもの「Cutting Machine(切断機)」
「Cutting Machine」1個これがマルチブロックの構成確認やGUI展開の役割を持つ。
「input hatch」と「output hatch」それぞれ1個
「power input plug」1個
「Motor」Tierのどれか1個
「Saw Blade Assembly」1個
使い方
「Crystallizer(晶析装置)」で加工した「Silicon Boule(シリコンブルーム)」1つを「ウエハー」と呼ばれる素材4個に加工する他、ウエハーを基本回路に加工してそこからロケットや衛星の設定に使う「IDチップ」に加工できる、
また原木を6個の木材に加工してくれる。
操作方法は他の加工装置と同じ。
「Precision Assembler(精密組み立て機)」を作る
必要なもの
「Precision Assembler」1個これがマルチブロックの構成確認やGUI展開の役割を持つ。
「input hatch」と「output hatch」と「power input plug」をそれぞれ合計7個
「ガラスブロック」2つ
「machine structure」20個
「Motor」Tierのどれか2個
「coil(コイル)」Tierのどれかを2個
使い方
このように普通にクラフトするより、より安価に「Circuit Board」系列のアイテムを組み立てれる他、
このような宇宙服のアップグレードパーツなどの製作ができる。
Precision Laser Etcher(精密レーザーエッチング機)を作る
「精密レーザーエッチング機」は低コストで「Basic Circuit Platre(基本回路プレート)」や「Advanced Circuit Plate(高度な回路プレート)」を作成してくれる、
必要なもの
「Precision Laser Etcher」1個これがマルチブロックの構成確認やGUI展開の役割を持つ。
「input hatch」と「output hatch」それぞれ1個
「power input plug」2個
「Motor」Tierのどれか1個
「machine structure」6個
「Structure Tower」2個
「Vacuum-Chamber High Power Laser Emitter」1個
「石の半ブロック」5個
使い方
「Precision Assembler(精密組み立て機)」で「Advanced Circuit Plate(高度な回路プレート)」を作った場合のコストと製作結果だが、「Precision Laser Etcher(精密レーザーエッチング機)」で制作する場合
このように低コストで作成できる。
Electrolyser(電解槽)を作る
「電解槽」は送られて来た水を「酸素」と「水素」に分けることにより、ロケット燃料の作成や「宇宙服」への酸素の充填等に使われる。
必要なもの
「Electrolyser」1個これがマルチブロックの構成確認やGUI展開の役割を持つ。
「Fiuid Input Hatch」1個
「Fiuid output hatch」2個
「machine structure」2個
「power input plug」2個
「coil(コイル)」Tierのどれかを1個
使い方
マシン裏側「Fiuid Input Hatch」部分にポンプなどからくみ取った水を液体導管を通して送り、電源プラグからエネルギーを送ると、向かって左側の「Fiuid output hatch」部分から「Hydrogen(水素)」反対側から「Oxygen(酸素)」が排出される、
「酸素」「窒素」は「ロケット」用の燃料になる他、「酸素」は「Gas Charge Pad(ガスチャージパッド)」に繋げることで「宇宙服」への「酸素」充填に使うほか、「宇宙ステーション」内の酸素作成にも使われるが、「宇宙ステーション」内を活動できる量の「酸素」の生産はTier最大のコイルを使用しても1台では足りないので、シンプルに「電解槽」を増やすか、「宇宙ステーション」内で使用する、「CO2 Scrubber(CO2スクラバー)」を使い消費電力を上げる代わりに、酸素の消費量を減らすなど対策が必要。
Chemical Reactor(化学反応室)を作る
「化学反応室」は「電解槽」から送られてきた「酸素」と「水素」をロケット燃料に変換する他、
少量の窒素を使い、一つの骨から、「骨粉」を5個精製したり、「鎧」系のアイテムを入れれば宇宙服の代わりになるエンチャントを施してくれる。
必要なもの
「Chemical Reactor」1個これがマルチブロックの構成確認やGUI展開の役割を持つ。
「Fiuid Input Hatch」2個
「Fiuid output hatch」2個
「input hatch」と「output hatch」1個づつ
「power input plug」2個
「coil(コイル)」Tierのどれかを1個
使い方
Electrolyser(電解槽)の排出口か「酸素」と「窒素」をそれぞれ保管しているタンクからそれぞれの「Fiuid Input Hatch」に繋ぎ、エネルギーを送ると向かって左側の「Fiuid output hatch」から「Rocket Fuel(ロケット燃料)」に変換される、その他にも「input hatch」から「鉄の鎧」等を送ることで「vacuum-protection(真空保護)」のエンチャントが追加され、「output hatch」に送られる。
最後に
今回はここまで、マルチブロック系の紹介だけで膨大な文字数になってしまったので、「ロケット」作成などに必要なものだけ紹介、
次回は「ロケット」の作成と操作方法の紹介をしていこうと思う。
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