飽くなきゲハ戦争が行き着いた先
遥か昔からゲームというものは複数の媒体で活躍してきた。
以前はそれぞれのハード(ゲーム媒体)でしかタイトルが遊べないということが多く。「メタルギアやバイオやるならプレステ、ポケモンならゲームボーイ」といった具合に住み分けができていたが、ハード側の技術が進歩していくにつれてPS3&XBOXで同じタイトルが発売されたり、クロスプレイといったハードの垣根を越えてのオンラインプレイが可能となるなど、ハード事の住み分けの境界線が曖昧になって行きついには販売していないハードなど無いタイトルを見かける事が多くなった。
ならばゲーム機は一本だけで良いのか?と問われると自分は否と声高らかに答えたい、
どのハードにも一長一短があり、できることも限られてくる。
今回はそんなゲームハードの一長一短の自分なりに感じている部分を上げていこうと思う。
playstation4&5
Sonyから発売されているゲームハード、マイナーチェンジが多く「初期型」「後期型」4K画質などに対応した「Pro」等バリエーションが豊富、マルチメディア媒体としても優秀で画像や音楽、動画のストリーミングサービスなども楽しめる。
5は発売から1年たった今でも入手困難な状況が続いている中、マイナーチェンジ版が発売(型番がCFI-1100からCFI-1200になった)少々の値上がりや世界情勢も重なり、気軽に購入できるようになるにはまだまだ時間がかかるだろう。
こちらは「ディスクドライブ搭載版」と「非搭載型」の2バージョンが発売されており、どちらも記録媒体がHDDからSSDに変更になっている。
ゲーミングPC顔負けの描画技術と最新のネット環境に対応している、しかし決定ボタンの変更(〇ボタンから×ボタンへ)等まだまだ内面的課題は多いようだ。
複数人でのプレイ環境
基本的に4や5も「PlayStation Network」に加入した状態でのオンラインマルチプレイを想定しており、初代から3までにあった「コントローラーの複数台接続」ができなくなっている、たまにローカル通信で遊べるタイトルがあっても「PS4を2台接続する」力業になるので注意。
「PlayStation Network」は以前は1プランのみだったのだが、2022年に内容をアップデート4&5のタイトルのサブスクリプションができる「エクストラ」サブスクリプションに加えて過去ハードの名作や発売前の新作の体験版を遊べる「プレミアム」が追加された。
通常のプラン「エッセンシャル」では、オンラインでのマルチプレイと毎月約2本のタイトルが無料で配信される「フリープレイ」や「セーブデータ」のクラウドバックアップ等のサービスが受けられる。
オンラインチャットも「PlayStation Network」内のテキストチャットやボイスパーティが採用されており、4&5ユーザー間での協力プレイが多い。
Nintendo switch
任天堂から発売されたゲーム機で「携帯機」としても遊べる他「ドッグ」と呼ばれる専用機器に繋げることで、テレビやゲーミングモニタ等の大画面でも遊べる利便性が大きな特徴。
後年、完全携帯機としてコストが抑えられた「switch light」や本体モニタを有機ELにアップデートした「有機ELモデル」が発売された。
コントローラーのカラーバリエーションが非常に豊富で公式オンラインストアでは片方のコントローラーのみの注文も可能で、自分の好きなカラーのswitchにカスタマイズできるのも遊び心があって良い。
複数人でのプレイ環境
「携帯機」としての側面を持ち合わせている分ローカル通信に対応している他、複数のコントローラー接続に対応しているので1台で複数人プレイが可能、その強みを生かした専用タイトルも多い。
オンラインプレイを遊ぶには「Nintendo switchオンライン」に加入が必須だが、他のオンラインパスと比較して各段に月額料金が安い、その他「ファミコン」「スーパーファミコン」の有名タイトルを遊べるサービスや「追加プラン」に加入すればさらに「Nintendo64」と「メガドライブ」のタイトルが遊べるようになる。
オンラインストアで当時のハードのコントローラーも発売しているので、当時の気分を味わえるのも醍醐味の一つ。
XBOX X/S
正確には「XBOX seriesX」と「XBOX seriesS」の2種類。
「seriesX」は8K画質や「可変リフレッシュレート」等、高画質・高処理に重点を置いた機種で。
「seriesS」はコンパクトさに重点を置いている、「最も小さなXBOX」と呼ばれ、ディスクドライブの廃止や画質も標準的な規格に抑えられている。
最大の特徴として、前世代のXBOXのタイトルとの互換性の高さが挙げられる、前世代「XBOX ONE」やさらに前の「XBOX 360」等、全4世代分のタイトルが遊べるようになっている、
さすがに全タイトル対応はしていないが、種類は豊富で、「series X」であれば、ディスクを持っていると無料でデータ版をダウンロードできる場合がある。
複数人でのプレイ環境
「Xbox Live Gold」に加入することでオンラインでのマルチプレイができるようになる。
また「Xbox Game Pass」に加入した場合のサブスクリプションとして遊べるゲームタイトルが豊富で、加入している間、またはサブスクリプションのカタログからタイトルが削除されない限り、100種類近くのタイトルが遊び放題となる。
PC
主な販売先に「steam」があるが、他にも「Epic Games」や「Origin」等様々なゲーム会社が自社のゲームを販売している。
様々な販売先(プラットフォーム)に独自の特徴があり、セールの割引率の多い「steam」や、週毎に無料でゲームタイトルを配信している「Epic Games」等、その特徴をうまく使ってゲームを安価で遊べるのも利点。
さらにMODが導入できゲームの遊びの幅が広がるのも強みの一つだと思う。
しかし最新のゲームなどを遊ぼうとするとそれなりのスペックが要求されるので、自作でPCを組むにしても、専門店でゲーミングPCを買うとしてもそれなりの値段になってしまうのがデメリットだろうか…
複数人でのプレイ環境
オンラインプレイが主流だが、特にオンラインサービスに加入する必要はない。
まとめ
いかがだっただろうか…といっても正直なところ「ゲームハードでできる事」の共通項があまりにも多く、正直な話switchを除いてしまうとどれもメリットデメリットの話をしてしまうと、サブスクリプションの内容と料金ぐらいしか語れることができないのが現状である(正直上記のハードどれか一つとswitchで事足りるかと…)
なので個人的には自分の過去を振り返ることが大事なことだと思う、
昔遊んでいたゲームも現代のハードでは遊べないけれど、懐かしくてハードごと手に入れようとしたらプレミアがついていて…なんてことが以前だとざらにあったが、各ハードが「過去のハード名作を今のハードで復活させる試み」を始めている、自分の昔遊んだゲームがサブスクリプションされているハードを選ぶのも選択肢としてはありかもしれない。
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