[一括破壊]AllシリーズMODの対象ツールやブロックを設定する話[Minecraft]

こちらで紹介している「一括破壊系MOD」の3つ

  • DigAll(ショベル:土系ブロック)
  • CatAll(斧:木系ブロック)
  • MineAll(ピッケル:石、鉱石系ブロック)

この3つのMODは1.12.2以前から配布されている日本の方が作成したMOD

自分も10年以上前から使わせてもらっている。

しかし初期設定を怠り、木のショベルでうっかり地面を掘ろうとすると…

一括破壊

こんなことになってしまう、

今回は長年紹介していたこの「一括破壊系MOD」の初期設定について忘れていたので紹介していこうと思う。

コンフィグファイルを開く

まずはMODを導入後一度ゲームを起動させて「コンフィグファイル」を自動生成させる、

「コンフィグファイル」を生成したら、ランチャーの「起動設定」からフォルダのマークをクリックしてminecraftが入っているフォルダを開く。

フォルダの表示

先ほど自動生成させた起動構成のフォルダを開いたらその中から「config」フォルダを開く

コンフィグフォルダ

中身はこのように導入したMODの「コンフィグ」ファイルが入っているので、『〇〇all~』と書かれたファイルをメモ帳等のテキストアプリで開く、

※コンフィグファイルの拡張子はバージョンやMOD製作者の違いで「.ini」や「.cfg」中にはさらにフォルダが生成されて、その中に細かいコンフィグファイルが入っているものもあるが、基本テキストアプリで開ける。

今回は「1.19.2」のALLシリーズの設定を行うので画像の赤線のファイルをメモ帳アプリで開く、

ALLコンフィグファイル

コンフィグファイル内の読み方

コンフィグファイルの中身

画像は「DigAll」のコンフィグファイル内、

行がぎっしりつまっているためぱっと見何が何やらだが、

「#から始まる行は説明やデフォルト設定の記述」という基本を押さえてしまえば「AllシリーズMOD」のコンフィグファイルだけでなく、他のMODのコンフィグファイルもわかりやすくなる(参考に他MODのコンフィグファイル記述が掲載されている記事は以下)

「AllシリーズMOD」の場合#の記述はデフォルト設定の記述例なので特に翻訳をかけたりする作業はない、この記述を基に一括破壊しないブロックや逆に他MODで追加されたブロック・ツールを書き足したりすることで設定を行っていく。

設定の内容

各設定部分の解説をしていく、

itemIds

一括破壊を行うツールの指定をする部分、

バニラのツールはすべて記述されているのでこの部分は他MODで追加されるツールの追加が主になる、

blockIds

一括破壊するブロックを指定する、

「itemIds」に記述されているツールを持った状態でここに記述されているブロックを破壊すると一括で破壊される、

「MineAll」や「DigAll」だと土や石なども対象に入っているので、一括破壊しないブロックは記述の中から削除する必要がある。

(CatAll限定)leavesIds

木材と共に葉を一括破壊したい場合はこちらに対象のブロックIDを記述する。

(CatAll限定)nondestructiveItemIDs

破壊したくないブロックを記述する部分なのだが、デフォルトでも何も記述されてない上に木材関係で破壊したくないのであれば「blockIds」から記述を削除すればよいのでこのままで問題ない。

(CatAll限定)leavesRange

木を一括破壊した際に連動して破壊される葉の範囲を指定する、広範囲にしてしまうと他の連続している別の木の葉も破壊してしまうので、デフォルトの「3」がおすすめ。

Key

一括破壊のオンとオフを切り替えるためのキーを指定する、

ミニマップMODのウェイポイントメニューや工業系MODのハイテクアーマーの機能切替とキーの割り当てが被る可能性があるので、その場合割り当てを変更しなければならないが、

Minecraftのゲームオプションから切り替えれる場合などもあるので、Allシリーズの切り替えキーの確認ぐらいの認識で問題ない。

大型MODを複数入れてその上ミニマップMODも…となると割り当てキーが鬼の様に重複するケース等もあるので、設定でちまちま重複してないか確認しながら設定するより、キー割り当ての重複部分や、未割当キーの表示をしてくれるMOD「Controlling」を導入すると作業が早い。

Limiter

一括破壊の範囲を指定する、

デフォルトだと「11」になっていると破壊したブロックから半径11×11×11の範囲が破壊される。

「CatAll」のデフォルトは「0」になっているが、これは「無制限」を示しており、ジャングルの木等、大木の一括破壊時に役立つのでそのままで問題ない。

Durability

一括破壊した場合のツールの耐久度を設定する、

「0」でどれだけ広範囲を一括破壊しても1ブロック分の耐久度消費、

「1」で破壊したブロックの数だけ耐久力が消費されて、ツールの耐久度が無くなっても設定した範囲を破壊する、

「2」は「1」と同じく破壊した数だけツールの耐久度を消費するが、耐久度が尽きた時、その分範囲内のブロックが残る。

DestroyUnder

足元のブロックを一括破壊したときにプレイヤーの真下のブロックも一括破壊の対象になっている場合、真下のブロックも破壊するかどうか、

デフォルトだと「true(オン)」になっているので「false(オフ)」にしておくと安全。

StartMode

ゲーム開始時の一括破壊のオン・オフの状態設定、

デフォルトだと「true(オン)」になっている。

AutoCollect

一括破壊したブロックを自動収集する、

デフォルトだと「false(オフ)」なので「true(オン)」にしておくと拾いに行く手間が省けるので便利。

DropGather

一括破壊したブロックを一か所に纏めてドロップさせるかどうか、

一括破壊したブロックはまんべんなく使う場合は「AutoCollect」を「true(オン)」でこちらを「false(オフ)」

いらない上に邪魔なブロックを一括破壊して時間経過で消滅させる等、使い分ける場合は逆にこちらを「true(オン)」にして「AutoCollect」を「false(オフ)」にする。

デフォルトだと「false(オフ)」

設定を書き換える

本題の「どのツールでどのブロックをどの範囲破壊するか」を指定する、

ツールやブロックの指定にはそれぞれのIDを確認する必要がある、

IDを確認する

他MODのツールやブロックを追加する場合、そのブロックのIDを確認しなければならないのだが、

それを行うには専用のMODを導入するか、ID確認用のクリエイティブセーブデータを作成して、「F3+H」で「高度な情報:表示」にすると、アイテム一覧からIDを確認できる。

IDデバッグモード
通常
通常時
ID有
情報を表示した場合

項目を追加する

上の画像で「Mecamism」の「原子分解機」のIDを確認したので「MineAll」と「DigAll」に追加して、一括破壊を適用させる、

両MODコンフィグファイルの「itemIds」の部分の最後の記述に「, (半角スペース)」で区切りを作り、新たに「原子分解機」のID「mekanism:atomic_disassembler」を記述する、

ツール追加

記述後起動して実践、

地面一括破壊

「MineAll」の一括破壊対象は鉱石系のみになっているので石炭で確認、

鉱石一括破壊

項目を減らす

しかし、このように土や石が一括でアイテムになると、マグマでのロストや落下ダメージ等の危険もあるので、土や石は破壊しないようにしたりするには該当する項目を消すことで一括破壊されないようにする、

「blockIds」から「grass_block(草ブロック)」や「dirt(土)」等の項目があるので、その部分を削除する、

削除記述

これで一括破壊の対象から外されるので、どのツールで破壊しても一括破壊されなくなる。

最後に

このようにコンフィグファイルの読み方や設定方法を覚えると他のMODの設定も自由に変えれるので、進行が難しいMODの難易度を下げたりなど遊びやすくもなるので、覚えておいても損はない。

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