「Advanced Rocketry」の話 宇宙ステーション作成編

この記事では「Advanced Rocketry」での「宇宙ステーション」の構築の詳細とを書いていこうと思う。

地上で組み立てて、宇宙で増築する。

こちらでも書いた通り、「宇宙ステーション」の建築には、「地上で組み立てて、衛星軌道上に打ち上げる」工程と、「衛星軌道上にある宇宙ステーションに移動して現地で増築する」といった2つの工程がある、

「衛星軌道上で組みたてる」場合は十分な「ロケット」への十分な資源の搭載や、「宇宙服」に充填された「酸素」による活動時間の制限などのデメリットが、「地上で組み立てる」場合は組み立てた「宇宙ステーション」を打ち上げるためのロケットが必要になってくる。

地上で着陸地点を組み立てる

まずは「発射台」を11×11に配置して「ストラクチャータワー」を立てる、そばに「Space Station Assembler(宇宙ステーション組み立て機)」を設置して、電力を供給する。

宇宙ステーション組み立て場
Space Station Assembler(宇宙ステーション組み立て機)
「ダイチウムの粉」と「チタンの歯車」を使用

最初の「宇宙ステーション」を組み立てる

最初の「宇宙ステーション」を組み立てるときは、「ロケット」の発着口として「Docking Pad(ドッキングパッド)」が設置されていると、「宇宙ステーション」に向かった時の着陸地点になってくれるので便利、

コンクリート
ドッキングパッド

「ドッキングパッド」がない場合は最初に打ち上げられた「宇宙ステーション」の中心に着陸してしまうので注意、

なのでまず「ドッキングパッドを搭載したロケット発着場」を打ち上げてから、「Station Docking Port(ステーションドッキングポート)」を使い、活動場所を連結させるのがベターだろう。

ドッキングポート

というわけでまず「ロケット発着場」を打ち上げていく、

ロケット発着場を構築する

11×11の発射台の上に、「ドッキングパッド」を搭載した、「ロケット発着場」スペースを設ける、後の居住区追加の為にすみに余裕を設けておく。

発着場

組み立てたら、「ドッキングパッド」を「リンクツール」でステーション往復用の「ロケット」にリンクさせる、

「Space Station Assembler(宇宙ステーション組み立て機)」にアクセスして、GUI中央の4つのスロットの上部分2つに「satellite bay(サテライトベイ)」と「宇宙ステーションIDチップ」を装填して、「Build(ビルド)」ボタンを押す、

すると、「サテライトベイ」が「space station container(宇宙ステーションコンテナ)」に変換されて、その「宇宙ステーション」が搭載された「宇宙ステーションIDチップ」がスロットの下に変換、移動される。

構築開始

最初の宇宙ステーションを打ち上げる

作成された「宇宙ステーションコンテナ」は「サテライトベイ」に搭載して、「有人ロケット」で打ち上げないと帰ってこないので、「サテライトベイ」を搭載した「有人ロケット」を作る必要がある、

作り方は以下記事参照。

サテライトベイ搭載有人ロケット

この状態でshift+右クリックでGUIを開き、「ガイダンスコンピューター」に「ステーションチップ」を「サテライトベイ」に「スペースステーションコンテナ」を搭載して、共に宇宙へ行く。

コンテナ搭載

「ステーションドッキングポート」を使い居住エリアを接続する

作業や居住エリアを酸素で満たすには、「酸素ベント」と「CO2スクラバー」を並べて、空間を密閉して、なおかつ電力が供給されている必要がある。

なので、発電ブロック「Solar Generator(ソーラー発電機)」かマルチブロック「Solar Array Panel(ソーラーアレイパネル)」を接続しておくと、宇宙ステーションの電力作成には困らない、

照明は「Station Light(ステーションライト)」という電源不要の光源があるのでそれを採用、

さらに、このままだと重力が宇宙空間のそれなので、「Space Station Controllers(宇宙ステーションコントローラー)」に分類されるブロック群を作成して、「宇宙ステーション」の角度を設定したり、衛星軌道の高度変更や、「Station Gravity Controller(ステーショングラビティコントローラー)」で重力を増加させて、移動しやすくしたりして、自分好みの居住スペースを作ろう。

Solar Generator(ソーラー発電機)
「Solar Generator(ソーラー発電機)」金の板使用
ソーラーアレイパネル
ソーラーアレイ用の太陽光パネル
ソーラーアレイ
ソーラーアレイ本体、「板ガラス」と「鉄の棒使用」
Station Light(ステーションライト)
Station Light(ステーションライト)
酸素ベント
「Oxygen Vent(酸素発生機)」各種モーターと「Monopropellant Fuel Tank(単元燃料タンク)」使用
CO2 Scrubber(CO2スクラバー)
「CO2 Scrubber(CO2スクラバー)」「CarbonBrick」使用
Carbon Collection Cartridge(カーボンコレクションカードリッジ)
「Carbon Collection Cartridge(カーボンコレクションカードリッジ)」CO2スクラバーに装填する「鉄のシート」使用
Orientation Controller(オリエンテーションコントローラー)
Orientation Controller(オリエンテーションコントローラー)
Station Gravity Controller(ステーショングラビティコントローラー)
Station Gravity Controller(ステーショングラビティコントローラー)
Altitude Controller(アルティテュードコントローラー)
Altitude Controller(アルティテュードコントローラー)
Warp Controller(ワープコントローラー)
Warp Controller(ワープコントローラー)「鋼鉄プレート」使用

空間の密閉には、「ブロックで密閉して宇宙ステーション用のドアを設置して、そこから出入りする」方法と「Force Field Projector(フォースフィールドプロジェクター)を設置して、エネルギーの壁を作る」方法がある、

宇宙ステーションのドア
「宇宙ステーションのドア」鉄のドアと同じく、レッドストーンで開閉する。「鋼鉄のプレート」使用
Force Field Projector(フォースフィールドプロジェクター)
「銅のコイルブロック」「アルミプレート」「Crystallizer」で「ダイチウムクリスタル」を作成する

「Force Field Projector(フォースフィールドプロジェクター)」は「宇宙ステーション」の高さによってその分のブロック数が必要になるが、レッドストーンに反応して展開、空間を区切って酸素を維持してくれるため、外の把握がしやすい。

…がこの緑の幕をプレイヤーが通り抜けることはできないため、注意が必要。

Force Field Projector(フォースフィールドプロジェクター)展開

後は拡張次第で様々なことができるので、好きなデザインで拡張していこう。

「宇宙ステーション」に「ステーションドッキングポート」を設置する

「発着場」の設置を確認したら、F3の「デバックモード」で方角を確認、拡張したい方角に「ステーションドッキングポート」を設置する。

この時「ステーションドッキングポート」の×印が外側を向いている方角と、接続したい方角の一番端に設置していることを確認。

宇宙方角確認
「ドッキングポート」の×印と向き合っているため「ドッキングポート」は反対の「west」に向いている

確認したら「ドッキングポート」を右クリック、「My ID」に好みの数値だったり単語だったり、とにかく入力する、「Target ID」は空欄に、これで宇宙側の準備はOKなので地上に戻る。

MyID設定

地上で「居住スペース兼コントロールルーム」を作成する。

地上に帰還したらまずは「ドッキングポート」の接続先を設定、

宇宙側のドッキングポートAが「west」を向いているので向かい合うように「east」に×印が向くように地上のドッキングポートBを設置、

地上ID確認

「Oxygen Vent(酸素発生機)」のみ電力と事前の酸素充填が必要なので事前に酸素を「電解槽」から酸素をパイプやバケツで供給しておき、「Solar Generator(ソーラー発電機)」を設置、別工業MOD「mekanism」の導線でエネルギーを送る。

両方の「CO2スクラバー」には定期的に「カーボンコレクションカードリッジ」を装填していれば酸素をの消費を抑えてくれる、電力は必要ない。

さらに、「宇宙ステーション」の高度や重力の操作、宇宙ステーションの回転などをコントロールするために、

  • 「Orientation Controller(オリエンテーションコントローラー。ステーションの回転)」
  • 「Station Gravity Controller(ステーショングラビティコントローラー。ステーション内の重力操作)」
  • 「Altitude Controller(アルティテュードコントローラー。ステーションの高度設定)」

と宇宙ステーションを惑星間移動するための「Warp Controller(ワープコントローラー)」を設置する、こちらは電力を消費しない、後に掲載する「宇宙ステーション」のマルチブロックの解説記事で上げる「ワープコア」を設置することで、他惑星へのワープが可能になる。

Space Station Controllers(宇宙ステーションコントローラー)
左からアルティテュード、真ん中上にワープコントローラーとグラビティ、右はオリエンテーションコントローラー

必要なブロックを設置して、建材ブロックで密閉したら完成。

後はコンテナ化させて、打ち上げていく。

「宇宙ステーションIDチップ」更新する

まずは、「宇宙ステーション」を行き来している「ロケット」から「宇宙ステーションIDチップ」を取り出して、「Satellite Builder(サテライトビルダー)」で「宇宙ステーション」の座標や構成を記憶している「IDチップ」を無地の「宇宙ステーションIDチップ」にコピーする。

宇宙ステーションチップコピー
見えずらいが右側にある緑色のチップのマークのボタンを押してコピーする。

コピーしたらコピーした「IDチップ」と「サテライトベイ」を使って、「Space Station Assembler(宇宙ステーション組み立て機)」で「スキャン」と「ビルド」を行うと、「IDチップ」が消失して、「コンテナ」のみが精製される。

追加コンテナ精製

後は「satellite bay(サテライトベイ)」に「コンテナ」を搭載して打ち上げすると、「ドッキングポート」同士が接続されると消滅して、拡張が完了する。

拡張完了

こうして拡張していくことで、「宇宙ステーション」でできる事を増やしていく。

「宇宙ステーション」でできること

「宇宙ステーション」では、ロケットの中継地点としての役割の他にも、拡張していくことで、様々な機能が使えるようになる、

Biome Scanner(バイオームスキャナー)

設置することで、周回している惑星のバイオームのスキャンをしてくれるマルチブロック、

その惑星の酸素量等の情報を収集、表示してくれるので、宇宙探索で惑星に降り立つ前に起動しておくと、降りる前に事前に準備ができる。

Space Elevator(宇宙エレベーター)

惑星と「宇宙ステーション」間を繋いでくれたり、複数の「宇宙ステーション」を行き来するのに使用できるマルチブロック、

使用には「IDチップ」による設定が必要で、一台のエレベーターに複数の目的地を登録できる、

行き先を指定してエレベーター上に10秒間乗ると、10カウントで移動できる、

膨大な電力を消費するのが欠点…

Orbital Laser Drill(オービタルレーザードリル)

「宇宙ステーション」から軌道衛星上の惑星の資源を採掘できるマルチブロック、

こちらも膨大な電力が必要なので、すべてのマルチブックを構成して稼働させるには「宇宙ステーション」単体での電力発電に頼るだけでなく「ソーラー衛星」で発電した電力を、「Microwave Reciever(マイクロウェーブ受信機)」で受け取ることで膨大な電力の供給を行うのも必要だろう。

複数の採掘モードを搭載しており、「Single(シングル)」では指定した範囲を岩盤まで掘り進める、「Line X」では指定した座標からX軸に採掘して行き、「Line Z」だとZ軸に採掘していく、「Spiral」だと、指定した範囲かららせん状に採掘してくれる。

「Orbital Laser Drill(オービタルレーザードリル)」を稼働させるには、電力の他に「レンズ」を装填する必要があり、(レンズの種類で効率が変わる?)

無人ガス収集ミッション

「宇宙ステーション」内から「無人機」を派遣してテラフォーミング用の大量の「窒素」を採取する、

この作業を行うには「宇宙ステーション」がガスで満たされた惑星の衛星軌道上に存在している必要がある、

「Unmanned Vehicle Assembler(無人機アセンブラー)」を構築して、それと「ロケット」作成のノウハウを使用して、「Gas Intake(ガスインテーク)」と「Pressurized tanks(加圧タンク)」を搭載した「無人機」を「宇宙ステーション」と水平に組み立てて、「Unmanned Vehicle Assembler(無人機アセンブラー)」とリンクさせる、後は「Unmanned Vehicle Assembler(無人機アセンブラー)」を操作して惑星に「無人機」を降下(そのため無人機下にはブロックを置かないようにする)ガスの収集が終わり次第帰還する。

ワープステーションで宇宙ステーションの位置を変更する

「宇宙ステーション」にマルチブロック「ワープコア」を建造して、「ワープコントローラー」を設置、燃料「ダイリチウム」を使うと、地球衛星軌道上にある「宇宙ステーション」を月の衛星軌道上に移動させたり、空の「惑星IDチップ」を使用することで、未知の惑星の発見ができるようになるが、惑星の発見にはそれなりの時間と、各種データが必要になる。

最後に

「宇宙ステーションでできる事」の詳細は、情報量が膨大になるので、「応用編」にて紹介していこうと思う。

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