「マルチブロック」とは、複数のブロックを組み合わせる事で、初めて効果を発揮するブロックである、
「 Immersive Engineering 」はそんなマルチブロックでマシンを作る工業MODである、
今回はマルチブロックの紹介をしつつ、最終的にユニーク武器、「リボルバー」を作って行こうと思う。
本を読もう
というのもこの「Immersive Engineering」なんと日本語のマルチブロックや電力に関する説明本がクラフトできるのだ、
この「技師の手引書」を読めば大体のことは理解できるが、簡単な基礎だけでも紹介させてほしい。
発電機を作ろう
材料を作る
「Immersive Engineering」での発電は「水力」か「風力」か「熱」の3択だ、そのうち二つの素材を作るには、まず、「コークス炉」のマルチブロックを作成する必要がある、熱発電機は後半にならないと作れない。
これを計27ブロック作成して、3×3×3で組み立てる、
「エンジニアハンマー」を作製
各インゴットをプレートにする他にマルチブロックの完成に使う、
これで正面にしたい面の真ん中のブロックを右クリックすると、「コークス炉」が完成する、
…まだ四角いが、これからが本領発揮である、コークス炉を右クリックしてGUIを開く、
一番左に石炭、石炭ブロック、木のどれかを入れると、「コークス」と「クレソートオイル」が生成される、
「クレソートオイル」の取り出しは右側の青い点がついたスロットにバケツを入れると「クレソートオイルの入ったバケツ」として搬出される、
この「クレソートオイル」を木材で囲んで「防腐木材」を作る、大量に使うので多めに作る、石炭ブロックからだと大量にクレソートオイルとコークスブロックが取れるのでお勧め、コークスは後に「高炉」で「鋼鉄インゴット」を作るのに必要になる。
水車を作る
「防腐木材」とそれをクラフトした「含浸木棒」で「水車の部品」を4つ作る、「含浸木棒」のレシピは普通の木の棒と同じ、
高炉を作製して鋼鉄インゴットを作る、
これも27個作成して、コークス炉と同じ要領で右クリック
中に鉄インゴットとコークスを入れると、「鋼鉄インゴッド」と「残滓」が手に入る、今回は「鋼鉄インゴット」を30個ほど入手したい、
結構時間がかかるが、これで水車が作れる、「水車の部品」と「鋼鉄インゴット」で完成、
最大効率で動かすなら水車は3つ必要、
次に「動力ダイナモ」を作製、これと水車を組み合わせて、水流で回転させて電力を得る、
まずはハンマーで銅のプレートを作る、
これを鋏かワイヤニッパーで銅線にして、木の棒とクラフトして、「銅線の束」を作る、
これを鉄インゴットを中心に囲み、「銅のコイルブロック」を作る、
これで素材は完成したので、動力ダイナモを作る。
水車の設置
水車は障害物があると動かないので、中心にセットする動力ダイナモは一定の高さを必要とする、
まずは動力ダイナモを高さ4マス目に設置して、水車を設置する、
最大効率で動かしたい場合はこのまま残りの2つも連結する、
水流が漏れないように枠組みを作り、そこに水を流すと水車が動き、発電される、
動力ダイナモに「粘土ブロック」を製錬した「テラコッタ」と銅インゴットを使い「低圧線接続端子」と作り、取り付ける、これで、動力ダイナモから電力を送れる。
高炉をアップグレードしよう
これから先も鋼鉄インゴットは必要だが、これでは時間がかかるので、高炉を強化していく、
まずは高炉を解体して、余った鋼鉄インゴットを「エンジニアハンマー」でプレートに、
この2つを組合わせて「高炉用強化レンガ」にする、
次にホッパーを作製、
これを通常の高炉と同じように構成天辺中央にホッパーを設置、
同じように中央をエンジニアハンマーで右クリックすると強化型高炉の完成、
これでいよいよ四角の世界から脱却、スマートな形になった、
しかしこれだけではまだ効率よくならないので両サイドに「高炉予熱器」を設置する、
まずは「鉄の板金ブロック」を7個分作る
外部発熱器を作製、これらを組合わせて、「高炉予熱器」を作る、両サイドに取り付けられるので2つ作るとなお良し、
この2つの「高炉予熱器」を「強化型高炉」の両脇に設置する、
これだけでは高炉予熱器は意味をなさないので、両方の天辺に「低圧線接続端子」を取り付け水車の端子と「低圧ワイヤーの束」で繋げる、
むき出しの銅線なので、触れると感電ダメージを負うので注意、「低圧線接続端子」同士だと1本しか繋げられない、
「低圧継電機」を使えば「低圧線接続端子」から繋げられる本数を増やせるので、これで両側と蓄電器である「低電圧キャパシタ」に電線を繋げる、
「低電圧キャパシタ」はエンジニアハンマーで右クリックすると封鎖、入力、出力に切り替えられる、
これでは電力が心もとないので、風車を作っていこう、そしてこの間にも鋼鉄インゴットの量産を忘れずに。
風車を作ろう
風車は動力ダイナモと風車が他ブロックに干渉しない高さであれば問題なく動く、発電量は高度が高ければ高いほど増加する、
まずは風車を作っていこう、
この「風車の羽」を8つ作り、鉄インゴットを中心で囲むと、「風車」が完成する、
動力ダイナモのレシピは上に記載されてるので割愛。
風車の設置
最大4マス以上の高さに動力ダイナモを設置して、風車を設置すると地面と干渉せずちゃんと風車が動く、
前述したように、高度で発電量が変わるので、増設する際は上に積みあげるといいかもしれない
しかしこれだけ電線を繋げると移動の際に電気ダメージに電気ダメージを気にしなければならなかったりするので、風車の強化素材と、銅線を被膜するのに、とある植物の栽培をしていく。
工業用大麻の栽培
草を破壊していくと種の他に「工業用大麻の種」がドロップする、
これを栽培すると高さ2ブロックまで成長するので、それを破壊すると「工業用大麻の繊維」が手に入る、
これと木の棒を組合わせると「丈夫な麻布」が完成する、
これはワイヤーの被膜や、風車の強化羽を作成するのに使う、
これでワイヤーに触れての感電等の心配はなくなる。
金属を粉砕してみよう
これから作るワイヤーや金属プレートを自動で作成するための、「金属プレス機」には新しいインゴットを作る必要があり、そのためにはインゴットを粉末に変える必要がある、
そのためのマルチブロック「工業用粉砕機」を作っていこう、
技師の工具台を作ろう
まずはマルチブロックに必要なパーツを作製するために「技師の工具台」を作る、
金具を作るのには「技師のブループリント」が必要なのでクラフトする、
これを製作して設置した「技師の工具台」を右クリックするとGUIが開く、
一番左のスロットにブループリントをセットすると、作れる部品一覧が出るので、レシピに書いてある素材を中央の6マスにセットする、作るのは「鉄製機械部品」で「軽機構ブロック」に10個必要なので、作っておく。
パーツを作っていこう
作った鉄製部品と銅インゴット、鉄インゴットで「軽機構ブロック」を10個になるように作る、
鋼鉄のインゴットを縦に2マス並べると「鋼鉄の棒」がクラフトできるので、これで、「鋼鉄製の足場」を10個作る、
銅インゴットと鉄インゴット、レッドストーンで「レッドストーン機構ブロック」を作る、
「鋼鉄製のフェンス」を8個作る
あとはホッパーを9つ作れば材料の完成、
組み立てよう
「工業用粉砕機」は少しスペースを取るので、余裕のある場所に設置しよう、
図の様に組み立てていく、
最後に左右どちらかのフェンス中央をエンジニアハンマーで右クリックして完成、
機械後部中央、真ん中に電源接続タップがあるので、「低圧線接続端子」とワイヤーで通電させる、
通常レッドストーン信号がないと動かないが、「エンジニアハンマー」で「レッドストーン機構ブロック」のあった部分のパネルを右クリックするとその機能のオンオフができる。
エレクトラムインゴットを作る
この粉砕機の仕組みは上に放り込まれたアイテムが、粉砕機正面から向かって左側面から粉砕された形で搬出される仕組みになっている、せっかくなので、「ベルトコンベア」を作成して、半自動で搬入、搬出される仕組みを作り、ワイヤ自動生産するための「金属プレス機」に必要な「エレクトラムインゴット」を作成していこう。
ベルトコンベアを作る
素材に牛革を使うが、「IndustrialCraft²experimental」や「Industrial Foregoing」を導入していると、ゴムやプラスチックが牛革の代わりになる、
牛革を集めるのが大変だと思ったらぜひ使ってみよう、プレートを使うレシピは「IndustrialCraft²experimental」でも代替できる、
これの他に「垂直コンベア」「搬出コンベア」を作成する、
搬出コンベアの為に「シートカーテン」を作る
搬出コンベアを作る、
チェストと繋げていこう
まずは「搬入用チェスト」と「受け取り用チェスト」を設置する、
ここからベルトコンベアを設置していく、
このようにベルトコンベアは進行方向が置くブロックの位置によって流れる方向が変わるのでまずは「搬出用コンベア」を搬出チェストと繋げて、粉砕機真上で「ドロップコンベア」でドロップするようにつなげていく、コンベアの上に乗ってしまうとプレイヤーも流されて粉砕機の上に落ちてしまうとダメージを受けるので注意、
丸石を破壊してコンベア右の粉砕機の穴(排出口)に「搬出コンベア」を接続、受け取り用チェストに繋げる、通常のコンベアはその先にチェスト等のストレージのあるブロックが在るとそこに搬入してくれる、
実際に動かすとこんな感じ
エレクトラムインゴットの完成
こうして「金の粉」が手に入るので同じ要領で「銀の粉」を作成する、
この2つを並べると、「エレクトラムの粉」が出来上がる、それを製錬したら「エレクトラムインゴット」が手に入る。
ワイヤーを自動量産してみよう!
エンジニアハンマーとワイヤニッパーにも耐久力があるので、ワイヤーや鉄板を自動製作していくためのマルチブロック「金属プレス機」を作っていこう、
必要なブロックを用意しよう
「金属プレス機」は、「金属ワイヤー用」と「空の薬莢用」の2台欲しいので「鋼鉄製の足場」×2「レッドストーン機構ブロック」「ベルトコンベア」×2「重機構ブロック」を2セット用意する、
画像の様にブロックを設置して(ピストンは必ず下向き)ピストンをハンマーで右クリックすると完成、
半自動化させよう
薬莢もワイヤーも銅インゴットを使うため分岐コンベアを利用して2台とも半自動化させるので図の様に間隔をあけて2台目を作る、
「技師の工具台」でプレスするためのプレートを作る為に「金型のブループリント」を作る、
これを作業台にセットして「薬莢の金型」と「ワイヤーの金型」を作る、
これを「金属プレス機」に右クリックでセット、金型は何も持てない状態でスニーク&右クリックか他の金型を持って右クリックで取り外し、交換が可能、
これに天辺に「低圧線接続端子」とワイヤーを繋げばアニメーション付きで金属を加工してくれる。
リボルバーを作ろう
最後に薬莢も生産できるようになったので、ユニークな武器「リボルバー」の作り方を紹介して終わろうと思う。
パーツを作ろう
「リボルバー」は「シリンダー」「撃鉄」等のパーツを作り、それをクラフトして完成させる、
「銃身パーツ」
「弾倉パーツ」
「撃鉄パーツ」
「木製グリップ」×2
完成させて弾丸を作る
これでパーツがそろったので以下の配置でクラフトする、
しかしスニーク&右クリックで弾倉の中身を見ると空なので、「技師の工具台」で弾丸を作る、
まずは「弾丸コモン」のブループリントを作り「技師の工具台」で「カスール弾」を作る
再び弾倉を開き、「カスール弾」を装填して準備完了、
ちなみに「リボルバースピードローダー」というアイテムを作っておくとリロードが楽になる、
「リボルバー」の要領で右クリックすると弾倉が出るのでそこに弾丸を込めておき、リボルバーの弾が尽きたときに右クリックするだけで、「リボルバースピードローダー」内の弾丸が混められる。
最後に
他にもリボルバーのアップグレードパーツやマルチブロック存在しており、マルチブロックの一部はこちらに纏めてみた。
個人的には一番マイクラ工業 MODでは工業してると思うので、好みのMODなので、ぜひ触ってみてほしい。
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