今回はこちらで紹介した「Create」について解説していきたいと思う。
「Create」は「歯車」を組み合わせた「からくり」で自動栽培や金属の加工などを行う他、鉄道に削岩機を設置して、地下を採掘していくなど様々なことが可能になる。
日本語対応しているほかに、各アイテムにアニメーション付きの解説がされるので、初心者でも扱いやすい。
それではどこから初めて行けばいいのかから、順を追って解説していきたいと思う。
動力を作る
まずは「からくり」を動かすための「動力」を選ぶ、
手動でも動力は作れるが、「全自動収穫機」等絶えず動力が必要な「からくり」には向かないので、
「水車」「風車」「蒸気発電」に絞られる。
水の流れに連動して動力を生み出す「水車」
帆の数と連動して出力を変える「風車」
「焚火」等の熱源から蒸気を作り、そのエネルギーで動力を作る「蒸気発電」
水車の作り方
「水車」には2つのサイズがあり冒頭で流れていたのは「大サイズ」の「水車」2つ、
「水車」を作るには「動力」を伝達させるための「歯車」や「シャフト」等から作り始める。
この「シャフト」は「水車」の動力を伝えるほかそれを伸ばして離れた場所に動力を伝える役割を持つ、進行方向や高さの変更には「歯車」や「垂直ギアボックス」が必要。
「小さな歯車」は上下左右に連結できるほか、「小さな歯車」と「大きな歯車」を組み合わせることで斜め方向に「シャフト」をずらしたり、歯車を動力とするマシンにつなげることが出来る、
組み合わせ次第で動力が減って回転が遅くなったり、その逆もあるので注意。
水車の使い方
まず画像のように設置する(水車以外のブロックは土でもなんでも可能)
設置を終えたら水車の上に水源を設置して、1方向に水を流すことで水車を回転させる、
水源を設置したら、流れる方向の反対にある、せき止めているブロック以外は壊しても良い。
そうすることで図のように回転している方向に動力が回るので、歯車やからくりに「シャフト」を通すことで稼働させることが出来る。
水流の方向を変えれば、図のように逆回転も可能。
「大きな水車」は「水車」と比べてサイズ差が倍近くあり設置場所に気を付けなければならない、
しかしその分水流の設置が楽で、「ケース入りチェーンドライブ」を使って「水車」の動力を連結、より大きい動力を生み出せる。
風車の作り方
「風車」は「水車」より拡張性や応用力が高く、「全自動小麦収穫機」等、自動で動き続けるからくりの動力に最適、
まずは「風車」の土台「風車ベアリング」を作る、
横向きと縦向きに置くことが可能で、プレイヤーに面する形で正面の接着面が来る、
横向きで設置する場合、風車が回転できるだけの一定の高さが必要なので、「ギアボックス」を作成、変換して「垂直ギアボックス」に、
その後「垂直ギアボックス」2つをシャフトで挟む形で高さを作る。
この形にしたら上の「垂直ギアボックス」のシャフトが付いている面に「風車ベアリング」を設置する、
ここから風車本体の作成に取り掛かるのだが作成には「超粘着剤」が必要、
これには「風車ベアリング」の接着面に置いたブロックに設置されたブロックを動作の判定内として認識させる効果があり、ブロックの設置後にこれを使って認識範囲の拡大を行わないと、「風車ベアリング」の接着面に設置したブロックしか反応せず「風車」が稼働しない、
まずは「風車ベアリング」の接着面に土台になるブロックを設置する、
土台にした木材ブロックを中心に「トラップドア」で「帆」を設置するための土台を作る、
末端の「トラップドア」と土台の木材ブロックを「超粘着剤」でそれぞれ右クリックして、木材ブロックを中心に「トラップドア」にも回転の判定を付与する、
ここに最低8個以上の「帆」を設置することで風車の完成、
「帆」の数によって動力の強さが変わる、
最後に「風車ベアリング」を素手で右クリックすることで稼働開始「レンチ」を使えば回転方向の変更ができる。
縦向き風車で「全自動小麦収穫機」を作る
これまで動力の説明だけで、それを使った「からくり」の紹介をしてこなかったので、それも交えて、「縦向き風車」の作り方を解説していく、
まずは地面を1マス開けてそこに水源を設置、その上に接着面が上になるように「風車ベアリング」を設置する、
「ラジアルシャーシ」等の「シャーシ系ブロック」は「超粘着剤」を使わなくても「風車ベアリング」の回転に連動してくれるので、今回はそちらで支柱を作る、
「縦向き風車」を稼働させる場合は「帆」とみなされるブロックが横向きに設置されていれば回転するが、今回は「風車の帆枠」を使って「超粘着剤」を節約する、
今回製作する「全自動小麦収穫機」は「小麦の収穫」「接続されたチェストへの格納」「ほかのチェストへの移動」をそれぞれの役割を持ったブロックで行わなければならないため、それぞれのアイテムを作る、
「メカニカルハーベスター」
「からくり」として接続、動作させるとローラー部分を通過した作物を破壊、さらにチェストが組み込まれている場合、チェストに格納してくれる、
「ポータブルストレージインターフェース」×2
間に1~2マス間をあけて設置することで「からくり」に組み込まれたチェスト内にアイテムがあった場合、もう片方の「ポータブルストレージインターフェース」に接続、アイテムの送信をしてくれる。
これらを「超粘着剤」で接続していくことで、1つの「からくり」として動作させる、
まず「ラジアルシャーシ」の最下段側面に右クリックで「超粘着剤」をつけて「リニアシャーシ」を設置、
「リニアシャーシ」は向きをそろえて連結させれば、連動して動いてくれる特性があるので「超粘着剤」は「ラジアルシャーシ」との接続だけでいい、
畑の幅の分「リニアシャーシ」を連結させる、
もうこの時点で動くようになっているので、試運転させて回転する向きを確認する、
確認したら「チェスト」と「ポータブルストレージインターフェース」の設置をする、
設置した「リニアシャーシ」の反対面とその1マス上に「チェスト」と「ポータブルストレージインターフェース」を設置する、「リニアシャーシ」に接続された「からくり」用のブロックは「超粘着剤」がなくても連動するので「リニアシャーシ」と「チェスト」の接続にしか「超粘着剤」は使用しない、
受け取り側の「ポータブルストレージインターフェース」に「チェスト」か「安山岩ファネル」とその下に必要なら「メカニカルベルト」を設置する、
「メカニカルベルト」等を使うなら、「水車」等を利用してコンベアを稼働させることでアイテムを搬出できる、
稼働している方のシャフトの回転の向きでコンベアの回転方向も決まるので注意、
「メカニカルベルト」の設置はシャフトの始点と終点を「メカニカルベルト」1つで繋げるだけなのでコンベア1つに付き「メカニカルベルト」1つで済む、
うまく連動させることが出来たら、下の画像のようにからくり内の「チェスト」にアイテムがある場合、一時停止して「からくり」からアイテムを搬出してくれる。
そのまま他の倉庫やアイテムの電子化するMOD「Applied Energistics 2」に接続すればチェストが満杯になる事を気にすることは無い。
これで収穫時の小麦や種の収納も対策できたので、いよいよ「メカニカルハーベスター」を設置していく、
「メカニカルハーベスター」の土台となるブロックをなんでもいいので収穫側の「ラジアルシャーシ」の下に設置して「風車ベアリング」の進行方向に「メカニカルハーベスター」を設置する、
これだけでは「メカニカルハーベスター」を「からくり」として認識しないので「超粘着剤」で「メカニカルハーベスター」の対角線上にある「ラジアルシャーシ」を右クリックして接着する、
それを終えたら「クワ」で「からくり」の周囲を耕し、種をまいていく、
「からくり」の収穫範囲は幅3マスで作成しても範囲内の3マスしか収穫してくれないので図のように耕しておく、
「からくり」下部分は稼働しないと干渉できないので、種を蒔き終えたら「風車ベアリング」を素手で右クリックして稼働させる、
「メカニカルハーベスター」もアニメーションが動いていたら無事稼働している、
収穫後は種を植えなおす必要は無く、種を消費せずに収穫前の状態に戻る、
これで「全自動小麦収穫機」の完成。
蒸気エンジン
一番強力な動力だが、最大出力を出すには小まめな燃料供給が必要、
必要な物
必要最低限の作成アイテム
液体パイプ
液体の導管、どんな液体にも対応しているが、これだけでは液体の搬入・搬出はできない。
メカニカルポンプ
他の歯車の回転と連動して液体を搬入・搬出する。
「液体パイプ」をレンチで右クリックすると中が見えるようになるのでそこで確認すると楽、
「液体パイプ」の接続先が途中なまま稼働させると水が出てしまうので注意、
液体タンク
最低2つ必要、縦に積むことで容量を増加できる「メカニカルポンプ」を使用して液体を送ると貯蔵する、横に並べても隣のタンクには貯蔵しないが正方形に設置することで合体する、
蒸気エンジン
地面から1マス空けて2マス以上積み上げた「液体タンク」に設置すると「蒸気エンジン」に変化する、
一番下にあるメーターは応力の強さを表してくれる、
熱源
「蒸気エンジン」の下に「焚火」や「ブレイズバーナー」を設置すると稼働する、
「ブレイズバーナー」はこのままでは使えないので「ネザー」でブレイズを右クリックすることで捕獲して初めて使えるようになる。
「ブレイズバーナー」は「焚火」のように常に熱を出しているわけではなく、木材や石炭など燃料系のアイテムを右クリックして投入すると一定時間強力な熱を発する、
最高効率で「ブレイズバーナー」を稼働させるには「ブレイズケーキ」を作成して「ブレイズバーナー」に投入する、
しかし「ブレイズケーキ」は消耗品なので量産用の自動製作機があると効率が良い、
さらに原木や「ブレイズケーキ」の投入を自動化するには「メカニカルアーム」を1つ作成する、
「精密機構」は上の画像のように金プレートを「デプロイヤー」でアイテム設置させると「組み立て中の精密機構」に変化するので、上の工程でアイテムを組み込む作業を5回繰り返す、
こうして「メカニカルアーム」が出来上がったら「どこからアイテムを取ってどこに設置するのか」を設定してから設置する、
まずはshift+右クリックで「デポ」上のアイテムを取るように設定
その後すべての「ブレイズバーナー」を右クリックしてアイテムを設置するように、
この時「メカニカルアーム」以外のアイテムに切り替えたりすると設定がリセットされるので注意、
設定後「メカニカルアーム」を設置「小さな歯車」と連結させて稼働させれば、自動的に「燃料」や「ブレイズケーキ」を「ブレイズバーナー」に投入してくれる、
そのまま稼働した「蒸気エンジン」で「メカニカルアーム」を動かせば半永久的に稼働する。
マグマの供給について
ちなみに「ブレイズケーキ」の材料になるマグマの調達だが、1.19で使える「鍾乳石」を利用した無限マグマ製造機の大釜を「液体パイプ」につなげて「メカニカルパイプ」を回せば、大釜にマグマが溜まり次第、自動で吸い上げてくれる。
最後に
この3つの動力源を元に「からくり」や「ベルトコンベア」等を稼働させて、アイテムの自動加工や、栽培をしていく、
次回は他の「からくり」の仕組みの解説をしていこうと思う。
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