今回はこちらで紹介した「動力」を利用して動くからくりの使い方について説明していこうと思う。
※動力には「応力」と呼ばれる、動かせるからくりなどのキャパシティが存在するので、「応力」が足りない場合は追加で「動力」を設置する。
石臼
小麦1つからオリジナル素材「小麦粉」を生成する、
小麦粉と水バケツ一つで「生地」になり、それをかまどで焼くことでパンが作れる、
小麦のコスト削減&作成の自動化で食料の無限精製ができる、
前回紹介した「全自動小麦収穫機」から「真鍮トンネル」を使って種と小麦を分岐させれば小麦を小麦粉に全自動変換してくれるようになる。
自動化と「石臼」の動かし方
まずは「真鍮トンネル」で種と小麦を分岐させて、小麦を「石臼」に入れる、「真鍮トンネル」の出口上に仕分けたいアイテムを右クリックすれば、他の部分からそのアイテムが流れてきたときに自動で仕分けてくれる、
前回紹介した「メカニカルアーム」と稼働方法は同じなので、「小さな歯車」で「動力」を置くり、稼働させる、小麦の自動搬入は画像の高さにコンベアがあれば自動で入る、
あとは「石臼」に「安山岩ファネル」をつけてコンベアを正しい方向に回せば搬出される、
「石臼」で小麦を挽くと、副産物で種がドロップするのでそれを除けるようにコンベアを設定して、上記のアイテムを用意、
「メカニカルミキサー」と「鉢」を設置して「鉢」に「メカニカルパイプ」を接続して水を供給することによって、「鉢」内に常に水が満たされるようになる。
「鉢」の下にコンベアがある場合、その位置に排出口が現れるため、そこから「生地」を排出する。
「シュート」を製作して生地を排出するコンベアを一段上に持ち上げてシュートに流れるようにする、
「シュート」真下にかまどを設置して石炭を入れておくと自動で生地が挿入されるので、自動でパンが焼きあがる。
他MOD「Mekanism」等の「電気かまど」でも自動化可能で、排出口等の設定も可能な為、収納も自動でやってくれるようになる。
メカニカルクラフター
「小さな歯車」からの動力でレシピの形に配置したアイテムを自動クラフトしてくれる、
「メカニカルクラフター」は自動作成するためのアイテムを置くマスの分だけ必要なので最低で9個、後ほど紹介する「破砕ホイール」を作成するには21個必要。
他に作成したアイテムの受け取り口として「デポ」を、アイテムの流れを指揮するのに「レンチ」が必要、
自動作成の方法
まず図のように「メカニカルクラフター」と「デポ」を設置して「小さな歯車」を「メカニカルクラフター」の側面に置いて稼働させる、
各「メカニカルクラフター」についている矢印のような部分はそこに設置したアイテムの流れを表したもので、最終的に右下の「メカニカルクラフター」にアイテムが流れていき右下の「メカニカルクラフター」の矢印が「デポ」に向いていたらクラフトの準備が整う、
設置した「メカニカルクラフター」のすべてのマスにアイテムが設置されると、自動的にそのレシピのアイテムを作成してくれる。
すべてのマスが埋まらなくてもレッドストーン信号で稼働させてアイテムを作成するもの可能。
1マスしか使わない骨から骨粉へのクラフトもしてくれるので、全自動骨粉製造機なども作れる、
さらに「Mekanism」で使用するマルチブロックの量産やパイプ接続で「デポ」上にアイテムを置くことも可能で、「メカニカルアーム」を使って設置してあげれば、マルチブロック用マシンを素材が集まり次第生成してくれるようになる。
破砕ホイール
大型の粉砕機、「メカニカルクラフター」でなければ作成が出来ない、
このレシピで2つ入手できるので、この2つで稼働させる、
使い方
「破砕ホイール」が重ならないように並べて設置する、
両方の「破砕ホイール」が内側に回るように歯車を設置、回転させる、
使い方
「破砕ホイール」の真ん中に「シュート」を設置して鉱石ブロックを真上から落とすと「砕いた○○鉱石」が2つドロップする、
さらに「Create」で追加された「真紅石」や「瑠璃石」等からも「破砕ホイール」にかければ「砕いた○○鉱石」がドロップする、
しかしこちらの方法は「砕いた○○鉱石」のドロップ率が30~40%と低くいため、あまりお勧めできない。
「破砕ホイール」で鉱石ブロックを粉砕する利点の一つとして「経験値の塊」が入手できるところにある、
他MODでの鉱石粉砕だと単に手に入るインゴット数が増えるのみだが、こちらは一定の確率で「経験値の塊」が手に入るので、エンチャントのための経験値も手に入る、
獲得した「経験値の塊」は右クリックですぐ得られる他「経験値ブロック」として保存も可能、
また不用品などを「破砕ホイール」にかけると、そのまま削除してくれるので、不用品処理にも役立つ。
「破砕ホイール」の真上に「Q」キーで投げ入れても粉砕してくれるが狙いを外したりすると面倒なので「シューター」はあった方が良い、
他の生き物に対しても対応しており、コンベアを使えば牧場の増えた動物の処理やトラップタワーの処理機としても役に立つ、
もちろんプレイヤーも例外ではないので注意。
メカニカルプレス・ミキサー
アイテムを半自動的に加工、作成してくれる、
加工のためには機械の下に「鉢」や「ベルコトンベア」を正しい距離で設置する必要がある、
メカニカルプレスの使い方
「デポ」や「ベルトコンベア」「鉢」の上に置くようにshift+右クリックで正しい距離で設置される、
「シャフト」本体の回転を利用して稼働するので、「大きな歯車」をつなげることで、連続での加工も可能、
動力が伝わっている状態で「デポ」の上にインゴット系のアイテムを設置すると、それに反応して「○○(金属)の板」に加工してくれる、
ベルトコンベアの上に設置して「メカニカルプレス」の下をインゴット系アイテムが通過しようとすると、アイテムの流れが一時停止して、プレートに加工後再稼働を繰り返す、
下を「鉢」に変更した場合「1つ1つのアイテムを加工する」のではなく、「複数のアイテムを加工する」
例えば鉄インゴット9個を鉢に入れると「メカニカルプレス」が稼働、鉄ブロックになる、
メカニカルミキサーの使い方
「メカニカルミキサー」は下に「鉢」設置して使用する、
不定形のレシピや水やマグマがレシピ内容があるアイテムを自動生成してくれる、
「鉢」の側面から1マス下の部分「コンベア」があれば排出口を生成してくれる。
デプロイヤー
「デプロイヤー」は特定の設置できるアイテムやはさみ等を持たせたとき稼働先に使用できるMOBがいる場合、自動で機能してくれる、
例えばこのように苗木を植えたり、
柵を通過するのでハサミを持たせることで自動で毛刈りをしてくれる、
刈った羊毛は「デプロイヤー」にストックされるので「安山岩ファネル」等で搬出が必要だが、何もしないで搬出すると持っているハサミまで搬出してしまう、
なので「デプロイヤー」上側にある「フィルター」にハサミをセットしておくことで羊毛のみを搬出できる。
メカニカルピストン
動力でブロックを押し出すことが出来る、
押し出す距離は中間素材「ピストン延長ポール」で伸ばすことが可能。
「メカニカル粘着ピストン」にすることで押し出すほかに引き寄せることも可能。
「メカニカルピストン」設置後、後ろ側にブロックを押し出したいマス分だけ「ピストン延長ポール」を設置する、
押し出したいブロックを前面に設置して、動力で稼働させるとブロックが押し出される、回転の向きでピストンの稼働方向が変わるので、回転の向きをレッドストーン信号で逆にする「ギアシフト」があると便利。
また、「超粘着剤」で拠点など複数のブロックを纏めておくと、そのまま「メカニカルピストン」で移動させることが出来る。
ガントリーキャリッジ
「ガントリーシャフト」にそってブロックを移動させられる、
レッドストーン信号を活用することによってさまざまな挙動ができる。
このように縦や横に設置が可能で、動力の回転の向きに応じて移動する、
また「ガントリーシャフト」自体にレッドストーン信号を送ると、移動を一時停止できる。
「ガントリーシャフト」は先端に向かって、shiftを押しながら設置することで進行方向とは逆向きに「ガントリーシャフト」を設置できる、その後普通に伸ばしていくと逆向きのまま延長できる、
逆方向に設置された「ガントリーシャフト」上に設置された「ガントリーキャリッジ」もその進行方向が逆になるので1方向の「ガントリーシャフト」につき「ガントリーキャリッジ」が1つ必要、
すべて一時停止させるには区切られたシャフト毎にレッドストーン信号が必要。
「ガントリーキャリッジ」の左右はシャフトと接続できるようになっており、「シャフト」ももちろん、「ガントリーシャフト」も接続できる、
もちろんそこに「ガントリーキャリッジ」の設置も可能で、接続した「ガントリーキャリッジ」の稼働には元に繋がっている方の「ガントリーキャリッジ」に接続されている「ガントリーシャフト」にレッドストーン信号を送って、一時停止させる必要がある。
ローププーリー
正しい方向に回転を加えるとロープが投下される、真下のブロックとぶつかると停止して、回転を逆に回すと、一番下のブロックを釣り上げてくれる、
さらに先端に「メカニカルドリル」を装着させた状態で稼働させると直下を掘り進んでくれるので「超粘着剤」でからくり化させればローコストの直下堀機になる、
「メカニカルドリル」は水源やマグマだまりにぶつかっても停止せず、そのまま岩盤まで掘りぬいてくれる、
エレベータープーリー
名前の通りエレベーターを作成して、任意の階層まで降下、上昇できる、
エレベータ作成手順
まずエレベーターの箱部分を組み立てて「超粘着剤」で固定する、
外側の「レッドストーンコンタクト」とエレベーター内部のコンタクトが向き合うように配置する、
エレベーターの数段上に「エレベータープーリー」本体を設置、方向はどちらでも問題ないので動力を入力すると「エレベータープーリー」からベルトが伸びて、エレベーターと接続される、
地下に降りるには降りたい階層の位置に「レッドストーンコンタクト」をエレベーター内の物と向き合うように設置する、この時エレベーター内の「レッドストーンコンタクト」と接続できるようにF3でバックで表示されるX座標とZ座標が上階の外側に設置されている「レッドストーンコンタクト」の真下に来るように設置する、
正しい位置に設置されると見た目が変化、ボタンなどのレッドストーン信号を入力すると、その階層にエレベーターが移動してくれる。
エレベーター内部の「からくり操作盤」の操作画面、マウスホイールで階数を選択できて、赤い数字が移動先、白い数字が現在の階層になる、一番下から、0.1.2.と階数がカウントされるので、地下に潜るだけの場合は一番大きい階数を選択すればいい。
最後に
からくり単体でもかなりの量なので、今回はここまで、
複数のからくりや「超粘着剤」などの組み合わせで様々な自動機械が作れたりするのでいい頭の体操になりそう…
後編もあるのでそちらも是非参考にしてほしい。
コメント