ベルトコンベア工場から鉄道まで!スチームパンク工業MOD「Create」の話 からくり後編

前回

今回はこちらの続き、前編では紹介しきれなかったからくりの紹介をしていく。

ディスプレイボード

様々な情報を看板より大きく表示したり、メモの代わりに文字を表示させたり、現在時刻の表示など情報を表示してくれる。

ディスプレイボード

「ディスプレイボード」は「小さな歯車」からの動力で稼働する、

並べて配置すると「ディスプレイボード」の中の歯車が連動して稼働するので、設置する「小さな歯車」は1つで問題ない。

メモとして活用する場合

予め「クリップボード」を作成、右クリックで中身を開き、メモを入力していく(日本語にも対応)

クリップボード
クリップボードへのメモ書き

内容を書いた「クリップボード」を持って「ディスプレイボード」を右クリックすると中身が書き写される、

ディスプレイへのペースト

各行毎に染料で文字に色を付けることが可能なので、処理したタスクは赤く塗るなども可能、

ディスプレイ文字の染色

何も持っていない状態で消したい行を右クリックするとその行が消える。

ディスプレイの文字削除

ブロックの情報を表示する場合

「ディスプレイリンク」を活用することによって、さまざまなブロックの情報を「ディスプレイボード」に表示させることができる、

ディスプレイリンク

使い方はまず情報を表示させたい「ディスプレイボード」をshift+右クリックで選択する

ディスプレイリンクの指定

選択したら情報を表示させたいブロックに右クリックで取り付ける

ディスプレイリンクの設置

その後何も持っていない状態で「ディスプレイリンク」を右クリックして、表示設定をしたら準備完了、「デポ」に接続した場合、「デポ」の上に乗ったアイテムの名前を自動で表示するようになる、

文字の位置設定

染料で色付けも可能、他MODの情報(エネルギーセルの残量など)は表示できないが、アイテム名を表示させることは可能。

文字の削除

時間を表示させる場合は「鳩時計」を作成して稼働させて、その状態で「ディスプレイリンク」と接続させる、12時間表記、24時間表記の切り替えや設定してからの時間経過のカウントが可能。

鳩時計
時間表示

的やエンチャントテーブルにも対応しており、レッドストーン信号の強度や、エンチャントコストの表示をしてくれる。

的やエンチャントテーブルのインターフェース

蒸気エンジン

「蒸気エンジン」の熱量やタンク内の水の量などのステータスを表示してくれる、

不必要な情報は後で消せるが一気に4行消費するので注意、

蒸気エンジンインターフェース

重力射出機

指定したブロックに向かって上に乗ったアイテムを射出する、指定先のブロックは「重力射出機」の直線上にあれば高さなどは問題ない、稼働させるのに「シャフト」からの動力必須。

重力射出機

使い方

「ベルトコンベア」や「シュート」などのアイテムを投擲したい場所を「重力射出機」を持ってshift+右クリックで指定するとガイドが表示されるので、それに沿って「重力射出機」を設置する、

重力射出機の設定

側面に「シャフト」の接続口があるので「ギアボックス」等を使って動力を接続、

「重力射出機」を巻き上げて射出完了状態にしたら準備完了。

重力射出機の向き

前後からはスタック量の調整が可能で「重力射出機」上に一定数アイテムがスタックされると射出するように設定できる、

重力射出機のスタック設定

メカニカルソー

シンプルに木材の加工ラインとしてベルトコンベアに組み込める他、からくり化することで木材の伐採機にもなる、

メカニカルソー

使い方

ベルトコンベアの道中に設置することで、原木を樹皮をはいだ原木に加工したり、石材を様々な形に成形してくれる、

コンベアによる自動化
「メカニカルソー」は回転方向の逆側からアイテムを流すと加工してくれるので、ベルトコンベアに組み込む場合はこのように「小さな歯車」を組み込むといい

樹皮をはいだ原木をさらに「メカニカルソー」で加工することによって樹皮をはいだ原木1つから板材が6つ獲得できる、

木材加工

石材を加工する場合、何もしないままだとランダムに加工されてしまうので、アイテムフィルターで加工したいアイテムを指定すると、そのアイテムに加工してくれるが木材など他のアイテムは加工されなくなるので注意、

石材の加工指定

からくりとしての使い方

まず「リニアシャーシ」を2つ並べて一番端に「メカニカルソー」を配置する、

自動伐採1

「リニアシャーシ」の上にはチェストと「ポータブルストレージインターフェース」を設置する、

ポータブルストレージインターフェースの設置

さらに「メカニカル粘着ピストン」と「ピストン延長ポール」を2本接続する

からくりの設置

これらを「超粘着剤」で接着してからくり化すればからくりの作成は完了

からくり固定

続いて「原木の発生を感知してピストンを稼働、伐採後ピストンが戻る」ようにレッドストーン回路を設置する、

そのために「ギアシフト」「レッドストーンリンク」「パワートグルラッチ」そしてバニラアイテムの「オブザーバー」を用意する、

ギアシフト
「ギアシフト」
レッドストーンリンク
「レッドストーンリンク」真鍮ケーシング必要
パワートグルラッチ
「パワートグルラッチ」石材であればなんでも可

「ギアシフト」にはレッドストーン信号を受けている間シャフトの回転方向を反転させる機能があり、

「パワートグルラッチ」はレッドストーン信号を受けた時その先のレッドストーン信号を切り替えたまま固定する機能があり、

「レッドストーンリンク」を「オブザーバー」と組み合わせることで、原木の発生を検知して回転方向を切り替えさせることができる、

まずは「メカニカル粘着ピストン」に「ギアボックス」を接続する、

ギアシフト設置

「ギアシフト」に信号が行くように「パワートグルラッチ」と「レッドストーンリンク」を設置する、

「パワートグルラッチ」には向きがあるので画像のように設置しないと正しく動かない、

「レッドストーンリンク」は何も持ってない状態で右クリックして受信状態にする(アンテナのような部分に白い円がついていたら受信状態)

レッドストーンリンクの受信モード

苗の設置予定位置(この場合「メカニカルソー」の2マス前)の隣の1マス上に「オブザーバー」を設置、後ろのレッドストーン信号発信部分に「レッドストーンリンク」を設置、複数台「レッドストーンリンク」を設置する場合は赤いマスと青いマスにアイテムをそれぞれ設置することで、チャンネルとして設定できる、

レッドストーンリンクのチャンネル

最後に伐採した木材の仕分けルートと伐採後に再び苗を植えるために「デプロイヤー」を設置していく、

「ポータブルストレージインターフェース」をからくりと接続できるように配置して「デプロイヤー」を「オブザーバー」の1つ手前の下段に設置する、

その後「ポータブルストレージインターフェース」から「デプロイヤー」までアイテムが流れるように「ベルトコンベア」を設置する、

全自動伐採期

この「ベルトコンベア」の道中で苗木以外を仕分けできるように「真鍮トンネル」を配置する、

真鍮トンネル

「真鍮トンネル」の仕分け機能で木の棒、リンゴ、木材を仕分けていく、

真鍮トンネルでの仕分け
表示されている部分のアイテムが流れてくる
仕分け後の加工
せっかくなので原木を木材に加工するように配置

後は苗木が原木に成長したら「オブザーバー」がレッドストーンを発信、からくりが稼働して、自動的に伐採後ピストンが逆回転して元の位置に戻る。

メカニカルローラー

「鉄道」や「ガントリーキャリッジ」を使用することで、道の舗装や障害物の排除、地下部分の埋め立てができる、

制作に「破砕ホイール」が必要なので、ややコスト高、

メカニカルローラー

チェストを内蔵した「からくり」や「鉄道」に設置する必要がある、

「鉄道」については鋭意記事作成中なので、完成次第リンクを張る予定。

使い方

最初に「メカニカルローラー」を搭載した「からくり」を作成する、

「メカニカルローラー」は高さが2マス、接続部分が2マス目にあるので「からくり」作成時は注意、

メカニカルローラーのからくり

「からくり」で舗装する場合は「ガントリーキャリッジ」が便利、舗装していきたい道を「ガントリーシャフト」で指定して、舗装していく。

ローラーのからくり付きキャリッジ

「メカニカルローラー」上部には「モードの切り替え」ボタンと「舗装する素材の指定スロット」が存在する、今回は道の舗装なので上部右側を何も持たずに右クリックして「ブロックの撤去・舗装」を指定する、

ローラーモード切替

その後、その隣のスロットに舗装に使う素材を持って右クリックで素材を指定する、1つのスロットに指定すると連結されているすべての「メカニカルローラー」にも指定が伝わり、右クリックしたアイテムは消滅されないのでチェストに戻す、

舗装するアイテムの指定

そして稼働させると、進行方向を阻害するブロックを破壊してチェストに収納しながら「メカニカルローラー」下の地面を舗装していく、

舗装と障害物の破壊

ちなみに舗装の際に破壊された地面のブロックもチェストに格納される、

破壊されたブロックの収納

「埋め立て」モードの場合は「メカニカルローラー」の真下を埋め立てて行き、

「傾斜をつけて埋め立て」にすれば山なりになるように埋め立てて行くので、その後「メカニカルドリル」の「からくり」を使えばトンネルの作成が可能。

埋め立てモード
「埋め立て」モードの場合
傾斜をつけて埋め立て
「傾斜をつけて埋め立て」の場合

メカニカルプラウ

地面上に設置されている当たり判定の無いブロック(松明やレッドストーントーチ等)や積もった雪の撤去、土を耕す等用途の多い「からくり」

メカニカルプラウ

使い方

基本は「メカニカルピストン」で押し出すことで動作させる、チェストを組み込むことでアイテムとしてドロップせずに収納される、

メカニカルプラウのからくり

ただの土ブロックを通過する場合は地面を耕して、草や花ブロックがある場合はそれを撤去するだけで、土ブロックに変化は無い、

ブラウでの処理

雪が積もってる場合は雪のみを回収していく、

雪玉の収集

ちなみに雪もオブザーバーの認識に対応しているので「ギアシフト」「レッドストーンリンク」「パワートグルラッチ」の組み合わせで雪原地帯での雪玉集めを自動化できる。

ちなみに小ネタとしてこのような回転機構を作り、これにMOBやプレイヤーが巻き込まれると、ダメージを与えずに弾き飛ばすことができる(落下ダメージはある)

ブラウカタパルト
飛んでいく牛

ケース入りファン

動力に応じた強さの風を起こす、回転の方向次第でアイテムやMOBを吹き飛ばしたり、吸い込んだりできる、さらにアイテム加工に利用が可能で「ケース入りファン」の前にマグマや炎、水を使用することで、精錬や燻製、洗浄などが可能。

ケース入りファン

使用方法

マグマ精錬

金属精錬の場合「ケース入りファン」の前にマグマを設置すると風のエフェクトが白から赤に変わり、熱風の範囲内に「デポ」に鉱石ブロックを設置すると一定時間後にインゴットになる、

精錬結果

「デポ」には1スタック分アイテムを設置できるので、まとめてノーコストで精錬するにはちょうどいいが、生肉を焼こうとすると燃え尽きてしまうのでマグマから焚火やネザーラック等の無限に火がともるブロックを設置する、

火でのアイテム処理

「ケース入りファン」の前に置く物を水に置き換えると砂ブロックから粘土玉、赤い砂から金塊と枯れ木、砂利から火打石と鉄塊等、砂系アイテムから別のアイテムを取り出せる、

水でのアイテム処理

ほぼノーコストで様々なアイテムを変換できるとはいえ、作業時間はかまどと比べても非常に長いので露天掘りでとれた砂利の処理等無駄なアイテムをなくすために使うか、風力を上げてMODの強制移動などに使うといいかもしれない、

ちなみに他工業MODで粉砕した金属の粉の精錬に対応していることも確認済み、

オプションパーツの「ノズル」を「ケース入りファン」の前面に設置すると、全方向に対して風を送ることができる…が、方向次第で対象のアイテムを分けて処理できるなんてことはなく、ただただ全方向に風が吹くだけであるので工夫が必要。

ノズル
全方向への風

最後に

これであらかた「からくり」の説明は終わり、次回から「鉄道」関連について紹介していく。

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