この記事で紹介したエンドコンテンツMOD「Draconic Evolution」
当時紹介しているバージョンは「1.12.2」だったのだがその後も新しいバージョンに対応するようにアップデートを重ねていき、現在の最新対応バージョンは「1.18.2」になっている。
「1.18.2」ではワールドの高さ上限値(Y軸)にマイナス値が加わり、合計でのY軸上限が255マスから384マスと大幅に変更された、
それに伴い「Draconic Evolution」の基礎素材「ドラゴニウム鉱石」も埋蔵されている位置が変わっているようなので、今回はその検証と入手困難時の対策方法を確認していく。
「config」フォルダから「ドラゴニウム鉱石」の生成位置を読み解く
「config」フォルダとはMODの設定ファイルがまとめられたフォルダで基本的には「Minecraftランチャー」から開くことができる、
「エクスプローラー」からもアクセスが可能だがPCのフォルダの表示設定で「隠しフォルダを表示」に設定したりと工程が多いので、ランチャーから開いた方が楽、
最初にランチャーの「起動構成」タブから確認したいバージョンにカーソルを合わせて「フォルダ」のマークをクリックする、
すると該当バージョンのフォルダ内が表示されるのでその中から「config」フォルダを開く(名前順にすれば上の方に出る)
「config」フォルダ内の「brandon3055」というフォルダにアクセスすれば「Draconic Evolution」の「config」フォルダに入るので「DraconicEvolution.cfg」ファイルをメモ帳アプリなどで読み込む、
するとこのように英語での設定の説明とデフォルトでの設定の値などの欄が「♯」で表示された設定ファイルが表示される(必要のない部分をいじってしまってクラッシュなどが起こる場合は、「config」ファイルを削除して再起動するか、「config」ファイルのバックアップを推奨)
今回確認するのは「ドラゴニウム鉱石」のスポーン位置の確認なので、検索機能で「one」と打って検索していくと「ドラゴニウム鉱石」についての記述にたどり着く、
これによると各ワールド(オーバー、ネザー、ジエンド)での1チャンク毎の発生条件は
- オーバーワールド 1鉱脈につき最大8ブロック 生成率0.1% 生成Y軸-32~-64
- ネザー 1鉱脈につき最大18ブロック 生成率0.05% 生成Y軸 0~16
- ジ・エンド 1鉱脈につき最大8ブロック 生成率3% 生成Y軸0~74
となっている、
これを見る限りジ・エンドまでたどり着いてから「ドラゴニウム鉱石」を探すのが、設定を変えずに採掘するにあたって一番見つけやすいことになる。
実際に検証してみた
試しに各ワールドで「Mekanism」のデジタルマイナーの半径を最大にして、生成Y軸を指定、露天掘りしてどれだけ入手できるかを確認してみる、
オーバーワールド
最大半径32マス、Y軸-32~-64マスの範囲で「Draconic Evolution」に関連する鉱石を採掘するように設定して開始、結果は「Deepslate Draconium Ore(深層ドラゴニウム鉱石)」5個
ネザー
半径32マス、Y軸0~16の範囲でオーバーワールドと同じ条件で採掘、
結果は「Netther Draconium Ore(ネザードラゴニウム鉱石)」26個
ジ・エンド
最大半径や採掘の設定は同じ、座標をY軸0~72の範囲で採掘、
結果は「Ender Draconium Ore(エンダードラゴニウム鉱石)」225個
総評
やはりエンドコンテンツMODの基本素材だけあって、ジ・エンドでだと一番多く「ドラゴニウム鉱石」が採掘できる、
しかしそれまでにエンダードラゴンの討伐等、課題が多いので装備を固めて安全の確保をしてからの方がいいだろう。
難易度が高すぎる人向けの改善案
もちろんエンドコンテンツMODなので最適化されたバランスなのだろうが、人によっては「難易度が高すぎる」という方もいるだろう、
そういった方の為は「config」から「Draconic Evolution」のコンフィグファイルを開いて、
かなり下の方の記述「World Gen」から「ドラゴニウム鉱石」の生成率を変更することで、序盤の「ドラゴニウム鉱石が取れない」といった所から躓くことはなくなるだろう、
変更する記述は「minYHeight(最低Y軸)」「maxYHeight(最大Y軸)」「spawnsPerChunk(1チャンクが読み込まれる毎に生成される確率)」辺りだろう、
「spawnsPerChunk」の数字をあまり大きくしすぎるとバニラ、他MOD問わず他の鉱石の生成に影響が出るので注意。
他にも過去記事で書いたアイテムを種にして栽培できるMOD「Mystical Agriculture」が「ドラゴニウム鉱石」にも対応しているのでそちらで栽培する手もある。
紹介記事では「1.16.5」とあるが1.18.2にも対応しているので問題ない。
コメント